2011年3月31日木曜日

勉強!勉強!もっと勉強!

「もっともっともーっと勉強して、自慢できる犬の専門家にならねば!」とばかりに3月はちょこちょこ勉強会に出席しました。本当のところはもっとたくさんの勉強会に参加したいのですが、まずしてお金がかかります。後はやはり遠方に行くのはアレンジが大変。なのでなかなか思ったようには参加できていませんが、それでも「行けるもの」にはどんどん出席しようと頑張っています。

3月19日(土)に、AWFNJ(Animal Welfare Federation of NJ) の年に一度の大きなConferenceに行って来ました。前にも一度出席し、その時に「このConferenceはいい!」と感動しました。大規模で、かなりの人が集まります。レクチャー講師もスピーカーも著名な人揃い。専門知識をHands-onで学べるWorkshopにも、アニマル・レスキューの分野で活躍する様々な人たちとのネットワークを広げるという意味でもともていい場でした。毎年参加出来れば...なのですが、それから数年ぶりの参加となりました。

今年はシェルターのスーパバイザーRoseと医療室のアシスタントのJillと3人での参加。一時間目は、「Pit Bull Adoption Strategies」のワークショップ。Vick Dogsの引き取りをも担当したNy UpsateのAnimal Farm Foundationから2人の講師が担当してくれました。二時間目は、「Shelter Canine Enrichment through Training」のプログラムで、Dr. Levineのレクチャー。

お昼は、大きなホールでゲスト・スピーカーの素晴らしいプレゼンテーションを聞きながらのランチ。今回のスピーカーは、Farm SanctuaryのFounder、Gene Baurという方でした。人間がもっともっと動物を、自然を大切にし、やさしく接することが出来るように、動物と自然との共存のためにとアグレッシブに活動されているようです。彼はすっかりVeganで、その利点を一杯説いてくれましたが、わたしは今のところはVeganになる気も、なれるとも思っていませんが、彼のスピーチを聞いて、数年前まで頑張っていた、「極力、身体にいいものだけを食べることにしたい。可哀相な思いをした動物の肉は食べない」という考えを復活させたいと思いました。

午後から4時間の「Compassion Fatigue」のレクチャーをとても楽しみにしていたのですが、講師が急な怪我でドタキャン。代わりにカナダのカルガリーでの市営アニマル・シェルターの成功例と実践の仕方のワークショップに参加しましたが、これがとてもためになる講義でした。

昨日30日は、Madisonという街にある、St. Hubertのワークショップに、シェルターから5人で参加してきました。受講者は、NJのシェルターやレスキュー団体関係者が100人近く集まっていたと思います。昨日のテーマは、犬の「Resource Guarding」で、講師は大変有名なPia先生でした。話はたくさん聞いていましたが、実際にレクチャーを受けるのは初めて。ビデオも実際に犬も使っての大変実践的で丁寧で分かりやすい講義で、勉強になりました。でも、彼女も「超Anti Cesar派」みたいですね。レクチャーの最後の方でCesarの写真入りのスライドが出た時に、超にくにくしそうな表情をしたのが忘れられません。色々あるんだろうけど、どうしてCesarのことがそこまで100%認められないのだろう...と疑問に思います。

しかし、このSt. Hubertという団体はものすごい莫大な寄付で運営されているので、設備の行き届いたこと!スタッフもたくさんいるし、保護されている犬のトレーニングやリハビリへの時間とエネルギーのかけようなどはすごいものがあります。コミュニティーへのOutreachプログラムなども一杯あって、ある意味理想的な運営のレスキュー施設です。

なんとそのワークショップの受講料は一人$10で、朝食とランチとおやつ付きですよ!すばらしい!お金とリソースのあるそういった団体が、他の団体のためにこんな安価で素晴らしいワークショップを提供してくれることは、みんなにWin-Winになるので、これからもどんどん実施してほしいですね。

2011年3月25日金曜日

ジュリエットの「お誕生日」♪


今日、3月25日はジュリエットの「お誕生日」です。何歳になるのかな?実は不明です。もらった時に2-3歳ということだったので、13歳から14歳。

11年前の今日、ジュリエットはうちの子になりました。その時、ジュリエットはすでにシェルターを出て、近くのフォスターファミリーのところで保護されていました。シェルターのボランティアの方と連絡し、土曜の朝に近所の公園で「ご対面」してみようと決まりました。それが11年前の3月25日。事前に写真一枚だけ見ていましたが、大きさも性格も想像つかないままにとにかく約束の場へ。

車からひょいと降りてきたジュリエットは想像していたよりかなり小さい印象がありました(ピットブルと聞いていたので、もっとがっちりイカツイと思ってたわたし)。

なんだか不安そうにわたしの足や手の匂いをゆっくり嗅いでいました。ボランティアの方とほんの数分お話して、その場でアダプション成立。アダプションの書類関係をさっさと済ませ、ジュリエットを車の後ろに乗せて家路を急ぎました。その時のジュリエットはどんな気持ちだったんだろう?と、ふと思うことがあります。

それからのわたしたちの関係は...書く必要もないですよね。そう。べたべた(爆)わたしはこの関係を「運命共同体」と呼んでいます。この11年間、わたしとジュリエットは本当に色んなことを一緒に潜り抜け、躓いては起き上がり、そして少しずつ一緒に成長してきました。わたしの人生を大きく変えてくれたのもジュリエット。

本当のお誕生日も、本当の歳も永遠に不明です。でも、そんなこと関係ない!11年前にうちの子になった時からジュリエットは、「そんな過去はどうでもいいぞ~」って元気に再出発したのです。その記念すべき3月25日はジュリエットの大切な大切なお誕生日です。

今日はお誕生日にわたしとジュリ子のお友達Mihoさんがジュリエットにレイキのプレゼントをしてに来てくれます。いえ~い♪


Happy Birthday To You, Juliette♪


2011年3月22日火曜日

アメリカでも、マンハッタンでも。


今日はわたしの番です!とばかりに、New York Japanese-American Lions Clubの街角募金に参加してきました。

最初にライオンズクラブの対策事務局に集合。そこで点呼をとって、簡単な説明があって、寄付徴収者の許可書にサインなどをし、着用ベストを配布していただきました。本日第一部ボランティア参加者は約10名。親子でご参加の方、ご近所仲間で参加の方、またわたしのように一人で参加という方様々です。グループを3つに分けて、そこにそれぞれライオンズクラブのリーダーの方がついて...という段取りです。さすがライオンズクラブ!と感心したのが、みなさん大変てきぱきしていらっしゃる!まとめるのなどはさすがですね。後、きまりなど守るべきものの徹底さ。いい加減はなしといった感じです。それに士気を高めるための持って行き方というのでしょうか、そういうのもなかなかだなぁと思いました。

事務所を出る間際に本日参加組み全員で黙祷。日本で犠牲になった方々、また避難所などで大変な生活を強いられているみなさんのことをしっかりこころに置いて、今日の目的を再認識ですね。

目的地に着いた際にも再度黙祷がありました。

わたしが担当したロケーションは、ミッドタウンのど真ん中。41丁目と5番街の角。ニューヨーク市図書館の正面口の道路を隔てた前です。ランチタイムでごった返していました。なのでばっちり!ここから2時間半弱、大声張り上げての街角募金活動が始まりました。

最初一瞬だけちょび恥ずかしい...。だって...マンハッタンのど真ん中ですよ。なんてそんなことは言ってられませんよね。それに一瞬で慣れる。慣れたらもう怖いものなし!ずっとずっと大声張り上げっぱなしでした。ふと気がつくと、わたしの馬鹿声は道路を隔てた図書館の周りでランチを取ってる人たちにも聞こえていたよう。みんながこちらを向いているのが分かりました。よし!

"Please show your support for people in Japan!" "People in Japan need your help!" などというフレーズを百万回いい続けました。横でエレキを道端演奏していたおにいちゃんがいたから、負けてはいかんと声もっと張り上げないとなのでつぶれそうでしたね。

しかし、本当に街行くみなさんの関心と善意には感動しました。多くの方が$20札とかどっと入れてくれてました。後、コインなので悪そう~に入れてくれるので「いいんです!気持ちだから!ありがとう!」と"Thank you"と"ありがとう"バイリンガルでお礼は攻めました。みんなで深々とお辞儀もして。

写真の鶴は、寄付してくださった方にあげるために作りました。本当はもっとたくさん作ろうと思ってすごい量の紙を買ってきたのだけど...。時間なし...。ペアにして...とも考えてたけど、時間なし....。アッという間に完売でした。この鶴を手渡して、「日本の人々が本当に感謝しています」と目を見て言うと、みんな本当にこころを合わせてくれるのが伝わりました。

たくさんの人が話しかけに来てくれました。「日本に友達が一杯いるんです。だから助けたい」と言う人。「映像を見て胸が打たれた」という人。日本贔屓なんだろうなという方たちが日本語で話しかけてきてくださったり...。そういう対話がとてもよかったと思いました。

また忙しく歩いている途中なのでお金を出してる余裕がないような人たちも目で会話をしてくれるのがわかって、それでもいいのです!とこちらも目で返す。お金の寄付だけが目的ではないですから。Awarenessといつまでも日本で起きたことを覚えていてもらうこと...。だから今日の活動で人々のこころに何かを残せたら成功でもあると思うのです。

途中、かっちょいい兄ちゃん2-3人が寄付してくれて、そういうのもあるから尚楽しい???駄目ですか?鶴を渡す時、無理矢理ぎゅっと手を握るわたし(爆)その中の一人のにいちゃんがその後2度戻って来て、渡した鶴を見せてはウインク!ウインク!「あ、電話番号欲しいとか?」と思いましたが、これこれ!何を考えているのですかと我に返り笑顔でお見送っておきました。くそっ!

でも、やっぱりちょっと気になさる方も中にはいて、どこまで正当で、どこにお金が行くか?などを質問してこられる方もいました。ちゃんとプリントした紙が用意されていたので、そういう方には説明書をお渡しして納得してもらえました。市から許可証を取ってることもきちんと伝えて。でもそれで当然だとも思いました。人間色々。どんな時にも悪人は出てくるものです。きっとどこかで変なことを考えだしている悪い奴らもいるでしょう。

とにかく2時間半弱頑張りに頑張って大成功だったと思います!困った時は助け合い!というメッセージが伝わったのではと思います。寄付金もかなり集まったと思います。もっていた箱が結構重くなってゆっさゆっさとしていましたから。いえい!

まとめてくださってるライオンズクラブのみなさん、色んなスケジュールを調整して参加のボランティアのみなさん、そしてしっかり関心と気持ちを示してくださった道行く人々、こういうことを体験したら、やっぱり人間って素晴らしいじゃない!ってまた思えました。

次はチャリティー・コンサート♪の企画に走り回り始めたところです。といっても何もパフォーマンスできないわたしはもちろん裏方ですが、これ是非実現させていいものにしたいなと思ってますので、みなさんも応援宜しくお願いします!



2011年3月20日日曜日

街角募金!


マンハッタンでのHelp Japan!街角募金活動始まっています!
この募金活動はNY Japanese-American Lions Club主催。
ちゃんとニューヨーク市から許可も得ての活動です。

まず、初日の昨日土曜日、お友達のYukariさんとご主人が張り切って参加。
声をつぶして頑張って来てくれたとのことでした。

初日体験してみて、色々こうしたら...と思ったこともあったようで
責任者の方から早速夜遅くに提案のメールも入ってきました。

さて、今日日曜日、わたしはお友達とあそびでマンハッタンに出ていたのですが
きっと募金活動されているだろうとご挨拶と励ましに訪ねてみました。

Bryant Parkの東側、41丁目と5th の角で5人組の日本人のグループ発見!
大きな声を出して一生懸命頑張ってらっしゃいました。

責任者の方に挨拶をして、火曜と水曜に戻ってきますと伝達。
お友達が寄付をしたら、こんな可愛い手作りの旗をくれました。

わたしは赤と白の鶴のペアを作って
寄付してくださった方に日本のために祈り続けてもらおうと
渡す予定にしています。

チャリティーコンサート♪も計画しています。
今日はその話し合いもしてきました。
色々可能性をさぐって色んな方とお話しています。
是非是非日本のために実現させたいと思ってますので
決まり次第お知らせしますのでその際はよろしく!

アメリカでも精一杯頑張ってます。
一丸となって乗り越えましょう!

2011年3月16日水曜日

『ドギーパラダイス!』第12回♪




US FrontLineの連載記事『ドギーパラダイス!』

第12回: 安楽死①

出ています。
(上記US FrontLine部分をクリックするとオンライン版に行けます)

27ページに記事あります。

*とても重いテーマですが
みんなで一緒に考えて行きたいと
言う強い気持ちから、思い切って
取り上げました。

またご意見・ご感想宜しくお願いします!

ちなみに、英語版はこちらから

2011年3月15日火曜日

スタートレックのGeorge Takeiからのメッセージ

去年ひょんなことから関わらせていただけることになった、2012年公開予定のブロードウェー・ミュージカル『Allegiance』に主演の日系人ジョージ・タケイがYouTubeにてこんなメッセージを公表しました。是非見てください。

George Takei on the Japan Quake and Tsunami: Gaman

このビデオ・クリップに流れる「我慢」という歌はそのミュージカル、『Allegiance』の中で歌われています。

今回のこの惨事の後すぐに、ジョージ・タケイはアメリカに居る日本人代表になって率先して各メディアで熱く熱くアメリカ人の支援を訴えています。Twitterでも日本から入ってくる情報をいち早くアメリカ人に説明して日米の架け橋になってくれています。

被災者への罪悪感

今回の東北地方大地震・津波で想像もつかない数の人たちが大変な思いをしています。連日TVなどから流れてくる映像に胸が詰り、涙するばかり...。

日本中が不安で一杯、沈み込んでいることでしょう。

わたしの周りは、関東に居る妹夫婦を除いてはほとんどみんな関西在住で、生活に関しての不自由がほとんどなく、全く普通の生活が出来ているとのこと。電気も普通、水も普通、お風呂にもいつも通り入れて、食事の準備も問題なし。通勤にも支障がなく...。それに身体で感じるような地震の恐怖も今のところはほとんどなし。ただ、そういう生活が出来ていることにかなり罪悪感を感じているようです。

それは遠いアメリカに居るわたしも同じ気持ちです。

何も出来ないフラストレーションと不自由のない生活への罪悪感...。

でも、先程のニュースでも専門家の方のアドバイスでありましたが、“こんな時だからこそ西日本の産業繁栄が必要”と。

出来るものが頑張って底を支えないといけないのだと思います。

これは今回の大地震に関してだけのことではなく、どんな局面においても「助けるものと、助けられるものの関係」として、また「助けるもののバランス」としてとても大切なことだと思います。わたし個人のことでいえば、シェルターなどでの犬のレスキュー活動における自分のこころのバランスのとり方、また最近になっては、愛娘の老化に伴う老犬介護における自分の構え方でこの「式」のようなものを学んでいます。

助けるものが弱くなって共倒れになっては元も子もない。いつも強い身体とこころを維持するために必要なもの、ことがあれば罪悪感を感じずにやればいいのです。やるべきなのです。その心身があってこそ、より多くのものを助けることができるのです。

大阪の友達が普段通りテニスをこなし、それにとても罪悪感を感じているようですが、コーチが、「こころの波動は必ず伝わるから、元気に明るく過ごしていたらきっと向こうまで伝わるよ!」とおっしゃったそうです。その通りですよね。エネルギーは必ず伝わります。

被災された東日本の人たちを助けるために出来ることは一杯あると思います。その中の一つ、生活に不自由がないのなら、その毎日を思い切り頑張る!直接の支援のようには見えなくても、それが被災した人たちへの支援としてどこかで必ずつながることになっているはずです。

こちらアメリカ東海岸でも、アメリカ在住日本人・日系人・日本人以外の人たちの多くが一丸となって被災者支援のために出来ることを色々考え、そんな計画が動いきています。わたしも出来ることにどんどん参加しようと思っています。

がんばりましょう。

2011年3月13日日曜日

がんばれ、日本。がんばれ、東北。

世界中が日本に熱い気持ちでエールを送っています。世界が日本に注目しています。

タイトルの言葉は、イギリスの日曜新聞に日本語で書かれた見出し。アメリカでも各メディアが、今回の惨事に対応する日本人の冷静さや“出来た行動”についての記事を掲載しているようです。普段は日本に対し、非常に厳しい態度のお隣の国中国からも、今回の日本人の出来た行動・対処に、それは日本の根本教育が作り出したものと絶賛していると。そしてその記事はTweeterでどんどん世界に流されていると。

昨日見ていたCNNでも、アメリカに側のキャスターが仙台から状況を知らせているレポーターに「暴動や店荒しのようなものは起っていないか?目撃しなかったか?」と聞いているのに対し、レポーターも「そんなことは日本ではまあ起らないでしょう。この国は秩序がきちんと守られ、こういう事態になった時にそういう事を考える人はいないと思う。みんな冷静で、お互い助け合っている」と話していました。わたしも「こんな時に日本人はそんなことはしないよ...」とこころで思っていましたが、でも、他の国では起りますからね。もちろん、人間最悪の事態になったとき、サバイバルのために何でもして生き延びる!なのかもですが、「しない」という選択も取れるわけで...。そして今の日本では、みんなが「しない」という選択を考えもしないで取っているのです。そう、無意識に。

こんな惨事が起ってしまって...どうしてこれだけたくさんの人の命や家や何もかもが一瞬にして消えて無くなってしまわないといけないのか?それの意味は何なのか?とやりきれない気持ちで一杯になりますが、もしこの惨事から何か一つでも明るいものがあるとしたら、きっとそれは「日本人の本当の姿」を世界に見せる機会なのかもです。

まだまだ大きな地震がやってくる率もかなり高いし、原発の行方は本当に恐怖だし、それよりも難航している救出活動とに不自由な避難生活、そして超長期戦になるだろう復興活動...。考えただけでも気が遠くなるほど大変な道のりです。でも、ここで日本、日本人ががんばる時なのかもです。みんなで力を合わせて、とにかく希望を持って、前だけみつめてがんばる。心身疲れ切って、「もう駄目だ...」と思うこともあるでしょう。でも、命ある限り!とにかく辛抱、忍耐、そしていつも希望を持って、助け合ってどうか乗り越えてください。

ここしばらく「もう日本は腐ってしまって終わりなのかもしれない...」というような話しか入ってこなかったけれど、ここから日本が変わるのかもしれません。そうであって欲しいです。本当に...。遠くで無責任な発言に聞えるかもだけど、遠くにいる日本人として愛する母国を誇りに思うゆえの強い気持ちです。

ここアメリカを含め、世界各国で暮らす日本人、日系人、そして世界各国の人たちがこころから応援・支援しています。わたしの周りもみんな心配してくれています。そして祈ってくれています。

がんばれ、日本。がんばれ、東北。

2011年3月12日土曜日

また犬たちに助けられて...

昨夜はほとんど眠れませんでした。何時間もCNNにかじりつき、PCとBlackBerryで始終ソーシャル・ネットサイトを覗き、遠い遠い日本で起っていることを一生懸命追いかけています。家族にも携帯メールをちょこちょこ送ってはどうしてるかの確認。心配で...不安でたまらないですね。

今朝もまたTVから離れられない...。ニュースから入ってくる情報も映像も悪くなる一方。だからと言ってこんなところに居て出来ることなんて本当に限られていて、気だけが滅入り、焦るだけ。

「これではいけないや...」と思い、世界一番のセラピストに会いに行って来ました。

そう。犬たちです。

少しでも気を紛らそう、何か役に立てる、建設的なことをしないと!と思い、シェルターに行きました。

やっぱり犬の力はすごいですね。シェルターにいた数時間、まったく全てを忘れ、走りまくって働きました。天気も良かったので、たくさんの方がシェルターに動物を見に来てくれて、大忙し。お陰で一匹は今日シェルターを無事旅立って行きました。99%で明日新しいおうちに「引越し」が決まるだろうというケースが2件。今日はおうちが見つからなかったわんこたちも、今日は全員が散歩に出たり、外で遊べる時間も持てて、たとえ数時間でもTVから離れて、建設的なことが出来たこと本当によかったです。

それよりも何よりも犬たちにまた勇気と元気をもらい、頑張るぞ!ってすがすがしい気持ちで帰ってこれました。

おうちに帰るとジュリエットがベッドですやすや眠ってくれていて、何か「シェルターのわんこたちはどうだった?わたしは大丈夫だったよ~」とでも言わんかのようでした...。

2011年3月11日金曜日

日本の地震

早朝にジュリエットがベッドからど~んとすごい音を立てて落ちました。それで飛び上がって起きました。すぐにジュリエットを助けて、枕元にあったBlackBerryを覗いてみたら、「地震、地震...」という言葉がどんどん目に入ってきます。「なんだろう?何があったんだろう?」とメールや、Twitterや、FBやら色々読んでみました。そしてわたしが熟睡していた間に大変なことになっていたことを知りました。

わたしの実家は大阪で、ほとんどの知り合いが関西。なのでとりあえずは無事のようです。電話は通じませんでしたが、携帯メールなどで連絡取れました。妹夫婦が関東在住で地震があった時には東京のオフィス。心配でしたが、妹のTwitterのメッセージも見つけたし、両親からも大丈夫と聞きました。

こちらでお友達になった人の中でご実家が東北という人が何人かいて、とても心配です。

Twitterに入ってくるメールを読んでると胸が痛みます。生で「埋まってるので助けてほしい」というのも入ってきます。でも、外に発信できているので安心です。救助が来るまで頑張ってほしいです。

わたしはサンフランシスコ・ベイエリア大震災を体験しました。大地震がこんな現象を起すんだというのを目の当たりに体験しました。あの「どうしていいのかわからない感」の不安がずっとずっとその夜続いたのを思い出します。留学生みんなで集まって徹夜で励ましあったのを思い出します。

カリフォルニアのジャパレスでウエートレスしていたある夜に、寿司シェフから神戸震災のニュースを聞いた時のことを思い出します。「麻穂の実家は?」と聞かれ、震源地が神戸と聞いた時は本当に不安になりました。幸い、身内はみんな大丈夫でしたが、本当にたくさんの方が亡くなられて...。

ニュースを見ていたのですが、被害者の数がこれからも増えるだろう...と。日本のみなさん、頑張ってください。Twitterなどを読んでいても、指揮を取っている人が「落ち着きましょう」と言ってます。本当にその通りだと思いますので、落ち着いて頑張って乗り越えてください。

2011年3月10日木曜日

やっぱりLive!はいいですね~♪

自分はカラオケしか唄えないし、楽器はピアノ、あれで弾けるって言える?という程度のくせに、音楽♪とかパフォーマンス大好きです。でも、大型パフォーマーのコンサートとかは全く縁がなく(お金がないから行けない、行かない...。チケット取るの大変じゃないですか!)もっぱら小さめのところでのイベントを楽しむ派。そういうイベントだと、パフォーマーの方々とうんと親近感も得れて、インティメートになれるからいいんですよね。

12月にソプラノ歌手のJunkoさんに琴プレーヤーのYumi Kurosawaさんの演奏に誘っていただき、その時コラボで、Yumiさんとフィンランドのフォーク歌手の方と一緒に出演だったボサノバ歌手のMikaちゃん。何かぴぴぴっと来るものがあって(これ最近嫌に多いです!)演奏後にお話する機会がありました。てっきり日系ブラジリアンの人だろうなって思っていたら、なんと関西人!ぎょえ~~~って二人で乗り乗り漫才挨拶。それからしばらくご無沙汰していたのですが、今朝「元気かな~?」とメールしてみたら、またこれ怖い!びびび~っですね。Mikaちゃんもちょうどわたしにメールしようと構えていたらしい!見えないエネルギー走りまくってますね~(爆)

今夜Gigがあるらしいです!NYC近郊の方、是非是非!!!!


肝心の番地が抜けています。
164 East 56th Street, NY, NYです。

可愛いですよ~、Mikaちゃん。すんごくチャーミングで、かつ関西人の乗りのあるボサノバ歌手。日系ブラジリアン?と思わすくらい彼女のボサノバはいい味!弾き語りで唄ってくれます。

先週末は、これまた色々Live!聞かせてもらいました。金曜にマンハッタンで「大阪の会」の第二回の集まりがあって、ゲストに関西人3名のアーティストが来ていて、生のパフォーマンスが楽しめました!カーネギーホールでも演奏したことのあるピアニストの中村天平さんと、大阪はミナミ出身のばりばり浪花っこで、現在NYCで活躍中のソウルシンガーソングライターTOMOKOさんとその演奏をされた山下徹さん。しかし!さすが大阪人。会場に居たほとんどのみなさん聞いてない!いや、聞いてるんだけど、聞いてる途中もずっと喋ってる!これは大阪の電車の中がうるさいと一緒の原理でしょうか。スタッフのみなさんが百回くらい「し~っ!」ってやってましたね(爆)

なんと今朝そのTOMOKOさんからも「ともやんです!」とメールをいただきました!うれし!またTOMOKOさんのパフォーマンスも見に行かないとだ。今PVを作ってるとか?

日曜はオペラも観てきました!でも、METじゃないですよ~~~。だけどこの「気軽にオペラ」いいんですよ。楽チン!パフォーマーさんたちも、演出家の方もMETとかみたいにかちかちじゃないから内容とかえらく変えちゃって、セリフのいたるところに今の話題、チャーリー・シーンのことだとか、サラ・ペイリンのことだとかが入ってるし。演出監督が、パフォーマーそれぞれに自分達で考えたユーモアを入れると指示があったようです。主役の人のセリフ!無茶苦茶鋭くって笑いまくり!彼、あれどうやって全部覚えたんだろうってくらいの量のセリフ、それも超長く早口で、すごいな~って感心もしましたね。舞台裏で会った時は「え?同じ人?」というくらいシャイっぽい人で、きっと舞台に立つと中に秘めた才能がど~~~~と出てくるんでしょうね。なかなか見れない喜劇のオペラで、そんなブラックユーモアたっぷりの演出に最初っから最後まで笑いっぱなしの3時間でした。ははは。最前列の真ん中!最高!オーケストラのまん前で指揮者の方が触れた???触ってないですけど。お隣のおじいちゃんとお友達になり、通の人だったみたいで色々説明もしていただきました~。ラッキー♪

またまたどんどんLive!に行きまくりたいですね。楽しい♪ 楽しい♪

そうだ!来年公開予定のブロードウェーミュージカル「Allegiance」のプロデューさんたちとも昨夜メール交換しました!これもそのうち観にいけるかな~。微塵の量と力だけど、一応「仕事」させてもらったから~~。ははは。


2011年3月8日火曜日

インタビュー!

二月末に、古巣の北カリフォルニアから一通のメールが飛び込みました。お買い物に行った日系食料品店でたまたま目に留まった「US FrontLine」。普段はめったに持ち帰らないのに、その時何か感じるものがあり、おうちに持って帰って読み始めたところ、わたしの「ドギー・パラダイス!」の記事に辿り着き、「びびびっ!」と来て連絡してきてくださったのです。

会うべき人、会うべきもの、会うべき場所などとは絶対に会う!絶対そうなるように出来ている!ってまた教えられました。

メールをいただいて、わたしも早速ティースさんのサイトに行ってみました。で、びびび!ってきましたね。ほんと。びっくりでした。

12年前に後にしたあの古巣北カリフォルニアで、これも同じく日本からアメリカに移住の女性が本当に良く似た「哲学」と「こころ」と「意志」で動物愛護の活動をしてらっしゃるじゃないですか!!!!驚きました。

ティースさんからのメールの中に、出来ればインタビューという形でわたしの活動をサイトで是非紹介したいと。もちのろんですよ!!!!!そんなありがたく、嬉しいお話はない!!!!!そのインタビューが掲載されました。読んで下さい!



超みーはーで、前に出ること大好き!すぐに調子に乗り乗りになるわたしなのでエキサイトしているのはもちろんですが(苦笑)、もっと貴重だったのが、こういう機会をいただき、自分がやってきたこと、少し前に考えていたこと、そして今やっていること、これからやろうと思ってることなどを客観的に冷静に(かつ情熱的に!)振り返ったり考えられたりできたことがとっても嬉しかったのです。

大学院時代に、論文の資料として使うため、それはそれは多くの方にインタビューに答えていただきました。なんと回答率が100%で、歴代見聞の異例に教授達もすごく喜んでいましたが、その際に答えてくださった多くの方が「色々振り返るいい機会だった」と言ってくださったのを思い出しました。人間はこういう機会がないとなかなか自分のやってきたこと、やろうとしていることなどをロジカルに、客観的に、また冷静に見つめることがないので、こういう機会を持つこと...大切かもですよね。

ちなみに、もし「そんな機会がほしい!」という方、どしどしご応募ください!わたしはこう見えてインタビューのプロ!大学院でも、仕事でも、そして今のシェルターでも、ほんと長年鍛えられてきたんですから~。ははは。


2011年3月3日木曜日

やり甲斐、書き甲斐

フロントラインの『ドギーパラダイス!』の記事が出る度に、いつも不仕付けに多数の皆様に「新しい記事が出ましたので是非読んでください!感想・意見をお聞かせくださいね!」とメールを流すのですが(「毎回うるさいっちゅうねん!」と思われてる方も居る事を承知でやってます。失礼でしょ。ははは。でも、情熱を理解していただくにはこのくらいの意気込み(と図々しさ)が必要!といつもお友達と話してるのでやっちゃってます...)いつも、いつも、お友達をはじめ、お会いしたことのない読者の皆様からもすぐにご意見・感想をいただき、「この感謝はどう表現していいのか!?」というくらい嬉しい限りです。

感謝もですが、本当にとってもためになり助かっているのです。やっぱりFeedbackってすごく大事なので、それがお褒めの言葉であっても、厳しい批評であっても必ず次につながっていくので、皆様からのご意見は“これからもっと進歩・上達するための栄養分”みたいなものですね。なので、常にどんなFeedbackでも素直に受け入れられるOPENな頭とこころでいたいと思っていますし、柔軟に構えてFeedbackを100%役立てられるようにしていたいと...。

今回の記事第11回のお知らせを流した後、早速以下のようなご意見をいただきました。あまりに嬉しかったのでここでちょっとご紹介!(自慢みたいでしょ。自慢です!だって嬉しいですよ~。超ありがたいですよ~♪)ご了承を得る前に載せちゃってごめんなさい。大丈夫ですよね!

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「今回もまた学ぶところ多し、気づきも多しの記事を楽しませてもらったよ、ありがとう。アダプションのカウンセリングで「飼い主の犬に対する理解度と責任感」ってあるけれどこれって一種の力関係の根本要素だと思うの。「飼ってる側」っていう放漫さに任せちゃうと理解は勿論、責任もなくなってしまってもらわれた犬はとっても不憫になるものね。これって人間社会でも勿論同じことで、学校、家庭、職場、ありとあらゆるところにも共通することだよね。毎回ながら麻穂さんが抱きしめて大切にしているワンちゃん達を通して人生勉強をさせてもらってます。」

「よかったですよー!今回も!そうだそうだといいながら読みましたよ!まほさんがいてくれてイヌどもは幸せですねー!この記事読んで飼い主さんたちの意識良くなってほしいですね!」

今回の記事もとても感心して読みました。「散歩の重要性」。やっぱりこんなに寒かったり、雨が降ったりするとつい、飼い主のペースになりがちな散歩。いつも一緒に歩きながら思っていたことがあります。匂いを嗅ぐ行為。それを見ながらいつも「あー、一生懸命考えたり、推測したり、あれで脳の大半を使っているから、一日中寝ていられるんだろうなぁ」って。で、今回の記事。麻穂さんの記事は、きっと読者に「なるほどね」と思わせてくれる、「あ、あーやって散歩させて、近所の電柱のにおい嗅がせて、これでいいのだ」って思わせてくれる、そんなすばらしい記事だと思います。

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今までも色々ご意見・感想をいただいているのですが、今回初めてシェアしてみました。これでメールが減ったら困るけど...。(苦笑)これからも引き続きFeedbackください!宜しくお願いします!

もっともっと勉強します。もっともっと愛する犬たちのため、その飼い主さんのためになれるよう頑張ります。そんなこともあって、今月3月は2度も「勉強会」に行って来ます。

19日(土)と20日(日)、Rutgers Universityで一年に一度行われるAnimal Rescueの大きなConferenceがあります。今回は土曜だけの参加になりますが、朝から夕方までぶっ通しでWorkshopsを受けてきます。まず、Pitbull Educationの講義。その後、シェルターの犬たちの効果的なトレーニング法の講義。ランチは盛大で有名なゲスト・スピーカーも登場でこれも勉強と色んな方と知り合いになれるいい機会です。昼からはCompassion Fatigueの4時間にわたる講義。動物愛護に携ると往々にしてかかってしまう精神的な問題についての講義です。これはシェルターでも実際ものすごく問題・話題に上るので必聴です。

30日(水)は実地訓練で、著名トレーナーからResource Guardingのレクチャーとトレーニング法を勉強してきます。

みなさんに褒められ、煽てられ、そうするともっともっと頑張るわたしです。



2011年3月2日水曜日

『ドギーパラダイス!』第11回♪




US FrontLineの連載記事『ドギーパラダイス!』

第11回: 犬の運動

出ています。
(上記US FrontLine部分をクリックするとオンライン版に行けます)

27ページに記事あります。

*さあ、春です!
外に出てどんどん身体を
動かしましょう!
愛犬と一緒にする運動は
百倍楽しいですよ♪

またご意見・ご感想宜しくお願いします!

ちなみに、英語版はこちらから

2011年3月1日火曜日

ドギー・ビスケット


超ひさしぶり!きっと一年以上焼いてなかったと思いますが、ひっさしぶりにジュリエットのビスケットを焼きました!以前は、毎月焼いて、一日一個(大きい版だったので)おやつであげて、残りは冷凍しておいて~なんて、超いい母してたのに...。ここしばらく超Lazyな母になっておりました。お恥ずかしい...。

今回のきっかけは、母が送ってくれたきな粉がずっと手元にあって、「どうして使おう?」とずっとにらめっこしていたのです。わたしはあんこが大好きなので、もちにはあんこ!または醤油となってしまうため、きな粉はいつまでたっても売れ残っていました。

「お!ジュリエットのビスケットに混ぜたらいいんじゃない?」と思い、ビスケット作りに精出してしまいました!きな粉ってすごく身体にいいらしいですしね。今日で3月に突入。ジュリエットとわたしのお誕生日の月です。だからジュリエットに早めのお誕生日プレゼントかな???こんなものでごまかされないぞ~と言われそうですが...。ははは。

今日のビスケットの材料:

Whole Wheat Flour
Corn Meal
きな粉
たまご
Chicken Broth

以上です。分量はいつもの如く、超適当!