2011年6月28日火曜日

ドギー・パークができた♪

うちのシェルターに新しいドギー・パークが出来ました!いえ~~~~~い♪ 工事が始まって、アッという間でした(だって、工事に来ていたお兄さん達、大雨降ってもずっと仕事してたし。えらい!プロ根性ですかね)。みんながずっとずっと「夢」に思っていたもの。実現しちゃいましたね。それもこれもデレクター、Dr.Pのお陰!わんこたち超感謝感激してますよ~。

実はここにまだまだ犬たちが楽しめるものやお花などが色々入ってきます。乞うご期待!


まだ公式にオープンしてなかったのに、
昨日勝手に「開けちゃえ!開けちゃえ!」と使っちゃいました(笑)。


大喜びのBumperくん♪


Raisinも負けじとおおはしゃぎ♪


犬と人間用の水飲み場。いいね~♪


先月、本当に惜しまれて他界し、たくさんの犬たちの待つ
レインボーブリッジの元に行ってしまったマイクを偲んで
ドギーパークの中にサクラの木が植えられています。
これから毎年春には綺麗な花を咲かせてわんたちを楽しませてくれますね♪


2011年6月26日日曜日

本当にカッコイイ人

久しぶりに「うわ~~~~本当にこの人はかっこいい!!!」と思う人に会えました♪

先週の木曜日、マンハッタンのジャパン・ソサエティーで「宮本亜門との夕べ」というタイトルで、来月のリンカーンセンターフェスティバル公演の準備でニューヨークにいらしていた宮本亜門さんを囲んでの講演がありました。内容的には、今回の『金閣寺』上演にかける思いを、フェスティバルの総指揮者であるNigel Reddenさんと語り合い、観衆からの質疑応答もあり、講演の後にはロビーホールでワインも入ってのレセプションという形。

実は、亜門さんを「追い出した」のは結構浅くって、沖縄命の妹が、同じく沖縄命の亜門さん(と理解していますが)のやってらっしゃることなどを教えてくれたのがきっかけで、色々読んでいると共感させられることが一杯。なのでTwitterで彼のつぶやきを追ったり、Blogを読ませていただいて手がけているプロダクションの経緯や、また、東北大震災から来る亜門さんの考え、また太郎君絡みで社会問題になっている(YAY!です)反原発デモなどの行方などをかなり密に追い始めていました。

そんな折に、ニューヨークで彼を見れる・聞けるチャンス!いえ~い!と鼻息荒く(爆)ジャパン・ソサエティーに乗り込みました。

お会いして、お話を聞いて、一言。久しぶりに、「全てから醸し出す、その人の人となりで、こんなにカッコイイ!人ってなかなかいないよね!」と思わされました。

オーラーでまくり!ソツない、超頭切れる、超大人!

会場との質疑応答の時に、ちょっと頭かちんこちんの変てこおやじが自分の言い分ばかり通そうとちょっと食って掛かってきました。聞いてるわたしでも「き~~~」ってなってきて、「ちょっと違うだろ、おまえ」みたいな。でも、さすが亜門さん。通訳の方と(またこの人が最高上手だった!)たったと話し、落ち着きはらって、ユーモアも交えて見事に返答。頭いい~って感じ。会場からは拍手の渦でした。すごいな~、ほんと。

亜門さんも、ご自身でおっしゃっていましたが、彼も本当に色んな色んなことを経験して、傷ついて、転んで、起き上がって、そしてここに至るのだ的な人生。9・11の時もニューヨークに居て、全てを心身で体験。また今回の東北大震災でも思い切りの衝撃を受け、「生きる」という事の意味をみんなで考えらる時期なんじゃないか、そこで「何か」をしたいという熱い気持ちを語っていらっしゃいました。

前から二番目に座って一緒に見ていたお友達も「げ~~~~やられた~~~~~。彼はすごい!!!!」と興奮しまくっていました。



レセプションが始まって、遠くから一枚。ピンボケ(悲)


この際だ!ってずかずか自己紹介。名刺交換させてもらったぞ!
わたしたちの構想中のチャリティーコンサートの件を
熱く話しているわたし。でも、亜門さんが一番目をきらきらと
輝かせたのは、わたしの名刺に犬のPawマークがついてて
「あ!わんちゃん!」みたいになって、お互い犬のレスキューへの
情熱という共通点があるので「頑張り続けましょうね!」って
言ってくださいました。がんばりましょう♪


撮った時は気が付かなかったが、図々しいね~。
友達みたいじゃんね~~。わたしは態度でかい!


2011年6月22日水曜日

『ドギーパラダイス!』第18回♪


US FrontLineの連載記事『ドギーパラダイス!』

第18回: ピットブル④

出ています。
(上記US FrontLine部分をクリックするとオンライン版に行けます)

26ページに記事あります。

今回も引き続き、ピットブルをテーマに書いています。

今回のコラムでは、ピットブルの抱える
社会的問題をもう少し大きな目で捉え
人間の心理と弱さ...に迫っています。

また貴重なご意見・ご感想宜しくお願いします!

ちなみに、英語版はこちらから

2011年6月20日月曜日

3ヶ月以上経った今も...

今回4度目の東北地方への取材の旅をしている弟から写真が送られてきました。今まで3度は岩手県。今回は宮城県。気仙沼からの写真です。


高台から見下ろした気仙沼港あたりの町


津波で押し上げられた漁船を海に返す作業


気仙沼のように主要地域でもまだまだこんな状態なんだとしたら、小さな村なんて何も手が付けらていないのかも...と思ってしまいました。復興作業、本当に大変なんでしょうね。

大震災の後、このサイトのページの下に行くまですごく時間がかったのに、3ヶ月経った今、掲載されている情報がこれだけになってしまいました。


この3ヶ月、世界の色んなところで自然災害多発。ヘルプを必要としている人たちがたくさんいます。それにHuman Natureで、気持ちの高まりが「落ち着いてしまう」のは仕方ないこと...。でも灯は消さないように、どんなに小さい灯でも消さないように、東北地方のこと、日本のこと、考え続けて行きたいですね。熱いエネルギーと気持ち送り続けていきたいですね。

2011年6月14日火曜日

It's All about LOVE (and Patience.......)

老犬との生活:母大奮闘の巻

夜中に何度か目が覚めるのはもう日課。そのうち一度は必ずジュリエットを連れてお外に出る。これも日課。慣らすしかない!慣れるしかない!身体は慣れるんです。

昨夜は午前4時55分。トイレに出ました。おしっこだけさせて、またベッドにもぐりこむ。しかし、これが大きな間違いだったわけです...。

そこからわたしとジュリ子はまた仲良くくっついてすやすや...。いい気持ち~です。で、6時頃お互い目が覚めてきましたが、もうちょっとごろごろしてようとCuddle, Cuddleしていました。ジュリエットの目もうとうと...。「よしよし!」と15分くらいそんなことをしていたでしょうか。で、ある一瞬ジュリエットが自分のPawをくんくんと嗅ぎました。その時、わたしも直感で何かを感じましたが、勘違い?とそのまま。

「そろそろ起きましょうか...」と言ってジュリエットのおしりの方を触った時、「え?」「何?」「なんで柔らかいものを触っている?」

頭が一瞬真っ白になりました。が...

「げ~~~~~~うんちだ!!!!」

いつの間に???分かりません。うたた寝で超気持ち良い中にでしょう。だって姿勢も何も変わらずだったし、赤ちゃんみたいに「う~ん」といきみもなし。で、おかしいのが臭いもなし。

でも確かに「物」はベットの上にころんと...。

ぎょえ~~~~~ですよね。

でも、育児を経験されたお母様なら分かっていただけると思いますが、「自分の子」のうんちはわりと平気なもんです。ははは。それともわたしがあまりに「犬のうんち慣れ」しちゃってるのでしょうかね。ぱっと起きて、ちゃっちゃっちゃと片付ける。そしてシーツなど汚れたものをぱっぱと洗濯。本人は何も分かってないのかも...ですね。

ここ2-3日、ジュリエットの「呆け症状」がえらく進行しちゃっています。昨日は帰宅したらキッチンのテーブルの下(最近一番好きな場所)に隠れていて、くーんくーんと泣いてました。一日うちの中をとぼとぼ徘徊する...。何をしていいのかわからん、何してるのかわからんという行動です。

最近のわたしの頭の中はこの一字!



苛ついたらほんとお互いに駄目になっちゃいます。なので「忍」の局地の勉強中。その「忍」も、きりきりしながらでは駄目なんです。ほほほ~んとした「忍」で「忍」を通す。まさしく修業、修業ですな。

あ、もう一字あった、あった。

」その一言に限りますね。

2011年6月8日水曜日

老犬との生活:番外編④

赤ちゃんがえりの巻:

ここ最近、わたしは小さい乳飲み子を抱える母になっています(そこまで行ってないか...。)老犬ジュリエット、すっかり赤ちゃんになりました。パピーがえりって言うんでしょうね。

まず、わたしの睡眠事情...かなり厳しい!ですね。朝までに必ず一回は起きます。昨夜は午前3時50分でした。運のいい時は午前5時。いや、実はこれが一番最悪か。5時だったらもう一度寝たい...でも、寝れなかったら早起きで睡眠不足...。なので、これから5時の時は、そこで起きてしまって一日を始めようか!とも考えています。ジュリエットが起きる原因としては、1)ベッドから落ちてしまって起きている時と、2)トイレに行きたくってちゃんと目が覚めて起きている時とあるようですが、前者にしても、一度起きたら絶対トイレに行きたくなると思うので、放っておいてそこらでしゃーは困りますので、その足で外に出しておしっこさせちゃいます。で、またおやすみ~と。

で、そんな時は特に身体がほにょほにょなので、行きも帰りも抱っこ。じーっと抱っこされてますよ。腕も腰も強くってよかった~。なんて。

食事はというと、ここ2ヶ月は一日3回。でも、だからってぷくぷくしてくれないのは残念。仕方ないのかな。ま、ERに連れて行った時のお尻の骨くっきり浮かび上がり状態よりはましになっていますが。

食欲は超旺盛。昨日、今日などわたしでさえも「軽いもの少しだけ...」ってくらい暑いのに、3度の食事は全部平らげてくれます。ただ、時間超かかります。ぺろぺろぺろってなめながら、休みながらのお食事。それとこれはここ数週間のことですが、わたしに「食べさせろ」と催促してくるようになりました。フードボールの前でじーっとして、たまにひゅーひゅーと鼻を鳴らします。で、わたしがやってくると嬉しそうにし、ミートボールのように小さいボールを作って手で食べさせます。ここでいつも思うのが、ジュリエットは全くResource Guarding(自分のもの、特に食べ物類を守って攻撃する)の問題がないので、食べてる横からフードボールに手をつっこんでも全く平気なのでいいのですが、問題ある犬だったら結構大変だろうと...。その変わり、この頃ジュリエットは物事の判断にかけてきているので、食べ物ぱくっとしたくって、スプーンをがぶりとやって放さなかったり、一度はおやつとわたしの指を間違って「がぶ!」「痛い!」「ばしっ!」と親子喧嘩。ははは。

若い時は一緒に寝ても、必ず頭をわたしの足先に持って行って寝ていたジュリエットですが、この頃甘えてわたしのお腹や胸の上で寝たがります。それはちょっとなんでも重い...。15分くらいいいようにしてもらって、その後下ろします。

そんな赤ちゃんがえりのジュリエットでも、あれからおむつは全く使っていません。時間を見計らって外に出していれば全然大丈夫だし、まだ「行きたい」と催してくるとちゃんと教えてくれます。たまに長時間一人にしていて洩らしちゃってることもありますが...。これはわたしの責任...。

いつも本当に感謝の気持ちで一杯なのが、自宅で仕事をしていること。この同じ状態で毎日通勤し長時間家を空けている人だったら、家を出る時、胸が裂ける思いかも...。ま、それはそれで腹くくるのかもですね。

大変か...?どうでしょうかね。人によっては「うわ~そんな様子じゃ大変...」と思うかもですよね。でも、これもわたしとジュリエットの運命共同体の人生の一部。その時その時でニーズというか生活パターン変わってきて仕方ないし、それが「生きる」ってことですよね。

2011年6月7日火曜日

いえ~い!テレビ出演♪

超ミーハーなわたしは、またMedia Exposureがあったのできゃっきゃっと喜んでいます(笑)こういうの、やっぱり好きなんですよね~。恥ずかしながら...。

先週木曜にマンハッタンのミッドタウン、日系人会会館で行われたセミナーの際、FCIのTVスタッフがいらっしゃっていて、イベントを撮影されていました。セミナーが終わった後にインタビューもあったのですが、まさかそれが実際にTV放映されるとは...。出てしまいました!6日(月)の朝のニュースで特別セグメントとして放映。是非見てください。(誰にも連絡する時間がなっかったのに、見てくれている人は見てくれているのですね。数名から「出てたね!」「見たよ!」と連絡いただいたからびっくり!)


その日、講演をしてくださったのは、大阪のFMラジオ局でDJとしてご活躍の中村清美さん。今までははただの愛犬家、犬好きだったけれど、今回の大震災の後の取り残されたペットの現状を大阪からじっと座って見てるわけにはいかなくなり、ボランティアとして現地に2度足を運ばれ、実際に防護服をまとい救助活動をされています。その状況をスライドショーとして清美さんが撮ってきた写真と一緒に様々な状況の説明がありました。


清美さんたちが現地から保護してきた犬たちは約300頭にのぼり、その子たちは滋賀県のシェルターに保護されています。いずれ飼い主さんと再会できるように、また、それが不可能になっても、どこでどう保護されたかの記録を一匹一匹丁寧にきちんと記されていました。

清美さんもお話の中でおっしゃってましたが、「人間がこんな状態なのに、動物のこと???」という反感的な目もあることを納得した上での活動とおっしゃっていましたが、そういうのはやっぱり悲しいですよね。こんな時だから人間も動物も余計に同じなんじゃないかな...。いや、いつの時もどちらの命がより大切なんてランクつけちゃだめですよね。命は命。それをどう救うか。そこにかかっているのではないでしょうか。


右がスピーカーの中村清美さん。
左は大の親友で今回このイベントを企画・運営されたお一人歌手のAKさん。


同じ大阪出身ということ、そして何より大好きな犬のために頑張りたい!という情熱であっという間にお友達になれました~♪これから日米で協力して大好きなわんこたちのために活動していきましょうと名刺交換させてもらいました~!


最後に参加者の一部で記念撮影。
この日は、日本人のみでなく、Non-Japaneseで関心お持ちの方も
多くかけつけられ、さすが!と思うイベントになっていました。

被災地はこれから長期戦。人間も動物も植物も...みんな助けが必要です。
助けられるものが助ける。それを念頭に頑張らなきゃですね。


本当に有意義なイベントとコネクションができた夜でした。



2011年6月3日金曜日

再始動!

しばらく滞っていたチャリティー・コンサート♪ですが、またまた再始動です!いえ~い!

6月16日(木)@アストリア、クイーンズで行われるコンサート、急遽お手伝いすることになりました。2週間くらい前に、手元に一通のメールが舞い込んで来て、もしわたしで何か出来ることがあればこのコンサート実現に力を貸してあげてください!ということでした。

出来ることはなんでもやる!」というのがわたしの信念。何か出来ることはあるだろうと、すぐに企画されてる方に連絡を取り、話はとんとんと~んと進んでいます。なんと企画をされてるのは、アストリア在住の29歳という若さの二児のお母様お一人!そう。一人で全部まとめようと頑張っていらっしゃる。「あ、自分のプロジェクトと似てる、似てる。」だから余計に周りの協力が必要なのは痛いほど分かったので、すぐに乗っかりました(笑)

それがすんごいいいコンサートホールでのイベント♪ 最近立てられた、Tony Bennette Concert Hallです。800人収容できるとのこと。わくわくですよね。超ローカルコミュニティーのチャリティーイベントということで、ホール関係者も快く簡単に貸してくださったそうです。

最初はパフォーマー探しに苦労されていたお母さま。最悪は自分のお子様のバイオリン仲間たちとピアノの生徒達と先生の可愛いコンサートでも?と思ってらっしゃったのに、あれよあれよという間に色んなジャンルのプロのパフォーマー達が名乗り出てきて、時間制限しないといけないほどのラインナップになっているようです。




もちろん音楽はカラオケ♪ONLYのわたし。裏方のみのお手伝いですが、今、そのお母さまと一緒に色々準備など始めています。

プロのパフォーマーに混じって子供たちも演奏しますし、そのお友達もたくさんやってくるという超ファミリー・イベントなので、みなさんも是非是非ひょいって来てください~♪ 超かっちょいいコンサートホールを拝むチャンス!日本を支援するチャンス!子供たちと一緒になって一つのイベントを成功させるチャンス!そしてすばらしいパフォーマンスを満喫できるチャンス!

入場料(寄付)$15 ONLYです!!!

...

もちろんこっちのGift of Voiceのプロジェクトも始動再開です!また「首脳会議」をしてどんどん前に進めて行こうと、再び張り切っています♪

やっぱりこういうの楽しいです♪こういう「忙しい感」と「わくわく感」を生き甲斐にしてるような感じです~。引き続き応援よろしくお願いします!

2011年6月2日木曜日

『ドギーパラダイス!』第17回♪



US FrontLineの連載記事『ドギーパラダイス!』

第17回: ピットブル③

出ています。
(上記US FrontLine部分をクリックするとオンライン版に行けます)

30ページに記事あります。

今回も引き続き、ピットブルをテーマに書いています。

今回のコラムはちょっと個人的なお話、
わたしとジュリエットの「ある出来事」から
「真のピットブルの飼い主とは?」という点を
突き詰めるために語ってみました。

愛して止まないピットブルたちのために
少しでも役立てば...との願いをこめてのコラムです。


また貴重なご意見・ご感想宜しくお願いします!

ちなみに、英語版はこちらから

2011年6月1日水曜日

涙ぽろぽろ...

先週の土曜日、朝から何かと大忙しであっちやこっちに出ていて、ほっと家に戻ってメールをチェックしたら、シェルターのグランマ、グラディスから一通のメールが。「Maho、ボランティアのマイクが亡くなったって聞いたけど、Mahoは知ってる?他のところからニュースが入る前に知らせておいた方がいいと思って...」と。わたしの頭の中には???マークが浮かび上がっただけ...。「何言ってるの?マイクが死ぬわけなんてないじゃん。バケーションからるんるん戻ってきて、でもシェルターに来て犬たちの顔みて嬉しかった~ってメールはいってたじゃん!おばあちゃん!え?」と思いながらも、こんな変な冗談を言う人は居まいし、まさか誰かがグラディスを担いでるとも思えない。何が起ったの???

グラディスに電話してみました。

木曜日の夜中に心臓発作だったらしいです。51歳の若さでした。健康には超気を使っていたし、いつも元気で前向きな姿勢で、人生楽しんでます!って人でした。心臓発作であの若さで突然死なんてことからかけ離れているようなマイクだったのに...。

それからのシェルターはもう大変なことになっています。

実は彼がボランティアを始めたのは最近で、半年過ぎたくらいなのですが、4年前にピットブルミックスの男の子、Lucaをアダプトしてくれて、なんとわたしがアダプションのカウンセリングをしました。それから時々Lucaの写真と近況を送ってくれて、彼もわたしと同じ町に住んでいたし、たまの交信をしていました。でも、しっかり顔を覚えてなかったわたしは、去年の暮れに新しいボランティアのオリエンテーションでやって来た彼に「Maho! マイクだよ!Lucaのパパ!」と言われた時に「え?そうだったっけ?」というような顔をしたひどい奴でした。

いざボランティアを始めた彼はいきなりから本領発揮で、大活躍でした。月曜のトレーニングには必ず顔を出して、犬のハンドリングと行動学を一生懸命学んでいました。そしてあっという間に習得していました。仕事の合間に時間を見つけては毎週2-3日きちんとスケジュールを決めて、黙々と、いや、超うきうきとわんたちと時間を過ごしていた彼でした。

ものすごく人当りがよく、誰とでもすぐ打ち解け、仲良くなれる彼は「新人」にも関わらずみんなの人気ものになっていたし...。もちろん犬の中でも超人気ものでした。彼の犬への愛情は、ケネルを歩き一つ一つの犬舎に立ち止まって声をかけている様子を見てるだけでどれだけ深いものかすぐ分かりました。

うちのシェルターでのボランティア活動が生活の、人生の一部になりかけていたようなそんな時に起った悲劇です。

みんなを盛り上げたりするのもとても上手で、ドッグチームのネット掲示板でもよくみんなを上手く褒めて盛りたててくれていました。わたしが担当している統計のリポートも、毎週掲示すると「これは助かるし役に立つ!ありがとう!」とよく言ってくれていました。

バケーションに行く前に、そのネット掲示板に「このグループの一員であれることが本当に嬉しく誇りに思ってます」と書いてくれていたのを思い出します。

日曜にシェルターに行った際に、その統計を取るために備え付けているホワイトボード、誰がどの犬とどれだけの時間を過ごしたかということをイニシャルと時間を欄に書き込むのですが、情報をゲットした後、ボードを消さなくてはいけなかったとき、「MD20」とか「MD40」とかって書いてる彼のイニシャルがどうしても消せなくって、思わずボードの前でしくしく泣いてしまいました。

こんな気持ちになっているのは他のスタッフもボランティアも全員同じで、そのネット掲示板でもマイクのことを「未だに信じられない」「またひょいって顔を見せる気がする」「あんないい人がどうして・・・」というようなメッセージがどんどん書き込まれています。

この理由つけられない悲劇にボランティアの一人が「あんなに犬のことが大好きでホームレスの犬たちを助けることに情熱を燃やしていた彼だったから、天国に送ってしまったたくさんの犬たちを世話し、トレーニングすることに使命を感じて天国に行っちゃったのかもしれない...。今頃そんなわんたちと一緒に汗流して頑張ってるよ」と言いました。

シェルターのマネージメントから「マイクの人生と情熱とシェルターでの活躍を褒め称えるために、シェルターの庭に木を植えて、盾を飾ろうということにしたよ」とさっきメールがありました。

未だに悲しくって気がついたらぽろぽろ泣いているわたしですが、彼から教えてもらったもの、彼と少しの間でも一緒に一つの目的に向って頑張れたことに感謝して...。彼の分も地上でもっともっとわんたちのために頑張り続けます。

M, You always do an excellent job!!!と言ってくれていた彼の言葉を裏切らないように。