2011年7月30日土曜日

引越すまでは…

今年になって10パウンド近くも痩せてパピーみたいに小さくなっていたわたしですが、
こんなに小さくなって戻ってきましたよ。


おかあさんが選んでくれたわたしの新しい「おうち」
すごく気に入ってます。かわいいでしょ?

昨日、金曜日におかあさんが迎えに来てくれました。
後3日だけ過ごすことになっているRutherfordのおうちに
一緒に戻ってきました。

日曜には思い出が一杯一杯つまったこのおうちと、
そしてこの街とお別れです。

おかあさんが淋しそうにしているので、
引越しまではじっとそばに居ようと思っています。
引越しのお手伝いもうんと助けてあげているよ。


大好きだったりえさんがおかあさんのために昨日一緒に迎えに来てくれました。
帰りにRutherfordの駅前の美味しいカフェに立ち寄ってランチ。
初めておかあさんと一緒にお店に入れたよ!

3人でテーブル囲んで楽しいランチ♪
でも、おかあさんはすごくお腹空いてるからって
サンドウィッチわけてくれなかったのだ…(笑)

ご近所のみんなもとってもとっても悲しんでくれていると聞きました。
この辺りがしーんとしちゃっています…。
メールボックスに可愛いカードを残していってくれた人もいました。
みんな本当に心配してくれていたんですね。
みんなに可愛がられて幸せなわんですね。

さあ、明日はおかあさんの大忙しの一日!
わたしも一生懸命お手伝いします!



2011年7月26日火曜日

"You Can Let Me Go Now"

2011年7月25日月曜日の午後一時過ぎ…、わたしの可愛い可愛い愛娘、ジュリエットはRainbow Bridgeのもとへ旅立ちました。わたしに頭にキスされ続けながら、鼻先にわたしの涙を一杯受けながら、大好きなおうちのリビングルームで、そよ風に吹かれながら本当に安らかに眠るように逝けたことに感謝です。

わたしの引越し先が決まり、そこがとても住みやすい便利なところみたいなのを知って、また準備も着々万端に進んでいるのが分かった時、ジュリエットは「おかあさん、もういいよ。ここでもういいよ。ニューヨークにこのまま行くのは大変だから、小さくして楽に引越させてよ」と言いました。「どうして?やっとニューヨークが決まったんだよ。一緒に新しい生活楽しもうよ」って言ったけど、彼女の意志は決まっていました。


ジュリエットの旅立ちについて書きたいことは一杯あるのですが、今はまだこれ以上書く力がありません。でも、ジュリエットがみんなに可愛がってもらって「うれしかた!ありがとう!」と言いながらこの世を旅立ったことだけを報告したかったので…。

金曜日に小さくなっておうちに戻ってきます。本当は一度Rainbow Bridgeのもとに進みかけたジュリエットですが、どうしてもわたしのことが気になって、心配で仕方がないみたいです。なので、日曜日にここニュージャージーを出てニューヨークに引越す時、その時一緒にここを出ようねって思ってくれてるみたいです。日曜日、小さくなったジュリエットをしっかり抱きしめてニューヨークに向かいます。


2011年7月24日日曜日

連載コラム『犬を知る!』 第3回




ご好評いただいていますBig Tree for Animalsとのコラボ企画の連載記事。今回は「犬の食事について学ぶ」(← ここをクリックすると記事に飛べます)というテーマです。

What you eat is what you are… 言うまでもなく、生き物にとって食べ物は大切。もっと大切なのは「何」を「どれだけ」食べるかということです。

この記事を読んで、愛犬の食事を考える参考にしていただければ幸いです。

2011年7月22日金曜日

『ドギーパラダイス!』第20回♪



US FrontLineの連載記事『ドギーパラダイス!』

第20回: 犬の十戒

出ています。
(上記US FrontLine部分をクリックするとオンライン版に行けます)

29ページに記事あります。

犬の飼い主なら必読!
これから犬を飼おうと考えている人も必読!

犬を飼う、犬と暮すということは
こういうことだ!ということを
犬の目から教えてくれるポエムです。

じっくり読んでみてください。

また貴重なご意見・ご感想宜しくお願いします!

ちなみに、英語版はこちらから

2011年7月15日金曜日

The Change Up (2011)


今日は、本当に久しぶりの久しぶりに大好きな映画の話です。なんだかんだと忙しくなって、それに季節的なこともあり(やっぱり映画鑑賞は篭る冬が断然多いです)最近映画を見る機会が少ないのですが、珍しいものに参加し、映画鑑賞してきました。

試写会です。

日本に居た頃は、これまた映画大好き姉妹とよく試写会行ってました。FM放送でお知らせを聞くとすぐに応募して、最初の頃は百発百中で当っていたけれど、だんだん競争率激しくなり、当らないことも多々。でも、良く試写会で映画みたなぁ…。

さてさて、もしかしてアメリカに来て初めての試写会?前に行ったことあったっけ?忘れてしまいましたが、何かの映画関係のサイトに登録したのをきっかけに、そしたら試写会のお知らせが来る来る。2週間に一度は来てるような気がします。何度もトライしかけて、都合が合わなかったりで今回まで美味しい機会を見過ごしていましたが、やっと参加。友達引っ張り出して観てきました!

本当に普通の映画館で、他の映画がバンバンやっている横で行われます。今回参加したのはマンハッタンのタイムズ・スクエアーの大きい映画館。その一室。映画館に着くと、リストバンドをもらい、指定の部屋に行くと、真ん中の数列だけはブロックされていて、そこはプロの映画評論家とかの招待席みたいでした。

さてさて、試写してきた映画は『The Change Up』という男物コメディー。8月5日から公開のところをお先に見せていただきました。わたしのタイプの映画ではないけど、たまにこういう「後には何も残らないけど、まっ何も深いこと考えず、他のお客さんたちと一緒に笑わせてもらいましょか」みたいなのも楽でいいんですよね。

プロットは良くある、全く真逆の人生を歩んでる大親友二人が、ある夜に突然身体がスイッチしてしまう~~~~という、よくある設定のコメディー。最初は戸惑いながらも、全く違った人生・生活環境を過ごすうちに自分発見みたいなことをしていく…みたいな。

面白かったですよ。途中のセリフで「人生教えてくれる」みたいなのも多々あったし。ほろってきちゃったしね~。ま、わたしの場合、正規にお金だして劇場には見に行かない映画ですけど。

主役のJason Batemanって別に好きでも嫌いでもない俳優だけど、つくづく上手い役者やな~~~って思いました。彼のTVシットコムはどれも全然見てなくって、見たのってJunoとUp in the Airくらいかな…。でも、賞ものとかでいつもよく受賞してるし、人気あるしって思ってたら、このどたばたコメディーだけど、上手い!上手い!って思いました。コメディーって難しいと思うんですよね。大袈裟にやるとクサイし…。自然に見せて笑わせる!そこらが上手いな~って。Ryan Reynoldsは可愛いですね。スカーレット・ジョハンソンと別れちゃって…。

2011年7月12日火曜日

連載コラム 『犬を知る!』第2回





ご好評いただいておりますBig Tree for Animalsとのコラボ企画:連載コラム『犬を知る!』の第二回が更新されました~!是非是非読んでみてくださいね。(上記のバナーをクリックするとサイトに移れます)

今回のテーマは「犬のボディーランゲージ」。今回のテーマはデカイ!大事!です。犬は何で「会話する?」彼らはボディーランゲージを一番巧みに使って「会話」します。だから犬とのボディーランゲージの「会話術」を学ぶことは、犬との快適な生活にとって不可欠なこと。このコラムが参考になれば…と言うのが、Big Tree for Animalsとわたしの願いです。

タイムリーに昨夜のシェルターでのトレーニング/レクチャーも「犬のボディーランゲージを読む!」でした。先月末からスタートした新しいボランティアさんたちは超熱心に耳を傾けて勉強していました~。感心、感心!

2011年7月6日水曜日

何が出来る?何でも出来る!

先月、東日本大震災で被害にあったわんたちの救出活動の講演(←その時の様子はこちらから)にNYCにいらっしゃっていた大阪のFMラジオパーソナリティーのKiyomi NakamuraさんとはFacebookでもお友達になっていただいて、日本に帰ってからの彼女の活動もFollowさせてもらっているのですが、久しぶりにメールを入れてみました。すると「ワン子レスキュー活動は続けていますが、本当に人手不足です」ということでした…。

これはどこでも起こる「現象」。助けを必要とするものの数が圧倒的に多くって、助けられる人の数が圧倒的に少ない…。いや、実はそうではないとも思うのです。助けられる人の数の方が本当はもちろん圧倒的に多いんですが、その人たちが「わたしに何が出来るか?」「きっと僕の力では…」「何をしていいか分からない…」という構えになっているからだと思います。

偶然この週末、NYCの日系ネット掲示板に「今回の日本の惨事で廻りのアメリカ人などに温かい声をかけられ、それをありがたく感じながらも、わたしも何かしたい!しなくては!」という気持ちになった方が、動物が好きなので、この際その好きな動物のために出来ることを探そうと、「教えて!」というコーナーに投書されていました。わたしがその投書を知ったのは、親切な方が「NJに麻穂さんという人がアニマル・シェルターでボランティアされているし、犬のスペシャリストとしても仕事されているので何か相談してみたら」とアドバイスしてくださって、わたしのサイトアドレスなどを掲示してくださったので、オリジナルの投稿者さんからメールをいただきました(ネット社会なので変なこと書く人もいて、その親切な方のアドバイスはわたしが自作自演してる!と。そんなCheapなことはしないですよ~~~。返信するなら堂々と自分のIDを名乗って載せますよ~。当然!)

そうしたら今朝またその投稿一連を読んで「わたしも!」「わたしの娘も!」と「何かしたい」という気持ちをメールしてくださった方がいました。お~いいな~。素晴らしいな~って。

前にもここで書きましたが、わたしは9・11をこの地で体験し、本当に人生を変える機会にしました。「何が出来る?」じゃなくって「何でも出来る!」なんだと思いました。「やるしかないじゃない!」と思いました。

今回の3・11東日本大震災で、わたし自身も再び同じ思いを繰り返しましたが、同じように「何かしたい!」「力になりたい」「このままではいけない!」とかっていう感情が一杯湧いてきている人、たくさんいるのではないでしょうか?

その気持ち本当に素晴らしいんですよね。だから、「う~ん、でも…。」と諦めてしまわないで、是非是非「何か」に繋げてほしいと思います。Kiyomiさんも「人手不足で…」と嘆いています。是非助ける人間の数の方が余るくらいになれば!と密かに願っています。

一人一人の小さな動きがものすごいものにつながる。今、その機会が前にあるのだと思います!

2011年7月5日火曜日

『ドギーパラダイス!』第19回♪




US FrontLineの連載記事『ドギーパラダイス!』

第19回: ピットブル⑤

出ています。
(上記US FrontLine部分をクリックするとオンライン版に行けます)

30ページに記事あります。

今回は5回連続でお届けした「ピットブル・シリーズ」の最終回。

セレブなピットや、ピット命の著名人・有名人を
ご紹介しながら、ピットの魅力とは?
に迫ってみました。

愛娘ジュリエットのセレブ?写真も載ってます!

また貴重なご意見・ご感想宜しくお願いします!

ちなみに、英語版はこちらから

2011年7月4日月曜日

老犬との生活:番外編⑤-命と向き合う-

アニマル・シェルターに通っているという関係上、普段からわたしは普通の人よりたくさん「命と向き合っている」ように思います。それでも、ドクターや看護婦さん、救急関連のお仕事をされている人たちに比べれば雲泥の差でしょうが...。

そんなわたしが最近はもっともっともっと身近なところで、うんと「命と向き合って暮す」という状況になっています。そう、老犬ジュリエットとの生活ですね。ジュリエット、推定14歳くらいになってますけど、お陰様でなんとかやってます。でも、“一時の彼女”を知ってくれている人たちから見たら、「うっ...」ってくらいの衰退ぶり。骨皮ジュリ子さんになっているし、お顔はとろ~んと穏やかな赤ちゃんみたい。外を歩くのもえっちらおっちら...。それに、わたしが「その方が楽」と家の前の3段の階段をだっこして降りたり上がったりするもんだから、近所の人たちかなりわたし達に注目!です(笑)

先日もチャリティーコンサートの際にベビーシッターしてくれたマイク君。今までは、途中電話かけてくることほとんどなかったのに、コンサート中に電話入りました。「ジュリエット大丈夫?」と。聞いてみるといつもの様子。「いつもそうだから全然大丈夫~」といいましたが、彼は結構パニくったそうです。

近所でも、知ってくれている人たちは超心配顔で「大丈夫?」と。最近引越してきたとかのご近所?さんは「その犬どうしたの?」と。何かすごいことになってると思うみたいです。遠くから見つめられてることも、車の中から見られていることも多々。

たまに「どうするの?」とも聞かれます。わたしの答えは一つ。「どうするもこうするも、ジュリエットはまだ生きてるよ!生きたいよ!と言ってるのだから、一日一日彼女の様子次第でそのように対応していくしかないよね」と。他の人から見ればきっと実際よりも「大変」「深刻」に見えると思うのです。それは数ヶ月前に愛犬をなくしたご近所さんも言ってくれてました。「人にはそう見えるものかもだけど、本当のところを知ってるのはママのあなただけだから、周りが言うことは気にする必要はないと思う」って。

でも、すべてに感謝なんですけどね。それだけみんな心配してくれている。ジュリエットのことを思っていてくれている。動物好きの集まりみたいですごくラッキーだし、お気持ち嬉しい限りです。

実は、シェルターの「上司」ローズも本当に同じような状況下にいて、彼女の13-14歳のピットちゃん、ハミーは数週間前に胸の大きな(グレープフルーツ大)腫瘍摘出手術をしました。Labからの結果が戻ってきて、癌でした。手術の前にもドクターから説明があったのですが、きっと危険過ぎて腫瘍全ては取りきれないだろうと。術後のハミー、老犬とは思えないほどのスピード回復で元気にやってはいるのですが、ローズは「もうすでに新しいシコリを2-3個見つけてしまった...」と話してくれました。すでに転移してしまっているのかもです。その時二人で車の中でお互いの老愛犬の話をしていたのですが、あんなにいつもクールで、また他のスタッフの前ではちょっぴり怖いローズがぽろぽろ泣き始めたのです...。うわっ、ローズが泣いた。本当はわたしもど~っと泣きそうでした。でも、あの場でわたしが泣いてしまうと、あの車の中、涙爆発で大変なことになってしまう...と思ったので、ぐっとこらえて、あくまで冷静を装って淡々とハミーとジュリエットの話を続けました。「ローズ、わたしのこと冷たい奴だな~って思っただろうな...」とは覚悟しながら。すると次の日のメールで、わたしのジュリエットに対しての強さに感激して教えられた。自分もそうでなくちゃだめだねって。いやいや、わたしも同じです。でも、泣かないぞって決めたのも本当。ジュリエットとの生活、涙はいらん!一日一日楽しくやっていきます。

今週末は独立記念日のホリデーウイークエンド。花火大嫌い(だった)ジュリエットのために毎年山篭りでキャンプ旅行に出ていたのですが、そんな必要すっかりなくなりました。今のジュリエットに怖いものはなし!なんも気にならないって超越した世界に住んでいるようです。ママさえいれば(後はご飯とおやつ)それでご機嫌なジュリエットです。食欲相変わらず旺盛で、お通じも超調子がいい彼女です。


ある日のお食事風景撮影してみました。
わたしが片手に携帯構えて撮ってるもんだから
ちょっと不機嫌なんですよね。食も進まない。

2011年7月3日日曜日

連載コラム 『犬を知る!』第1回

うわぁ~嬉しい~♪ 

Big Tree for Animalsのオーナー、イー・ティースさんからものすごくエキサイティングな(表現がくさい?)お話をもちかけていただいて、「やりましょ!やりましょ!」と、二つ返事どころか、一万回くらいの返事で話はとんとんと進みました。

コラボ企画の連載コラム『犬を知る!』始まりました♪


二人の思いは一つ。

みんなで犬をもっともっと勉強する。人間が犬をもっと理解すれば、この世から可哀想な思いをする犬の数が減っていくはず...。


これだけですね。

わたしたちって、犬との付き合い歴が超長いために、結構「知ってる」って思い込んでるところあると思うのです。でも、結構、犬を犬と理解していなかったりで、勝手な分析や間違った理解から、実は犬と「本当にいい関係」が築けてなかったりするんですよね。で、その結果として...世の中にホームレス犬が溢れている...。犬は捨てられますから...(悲)

一匹でもホームレス犬の数を減らすこと、虐待や放って置かれっ放しの犬の数を減らすこと、犬と人間が相互理解し合ってこの地球上で楽しく共存していけること。そのために出来ることがあるならば「なんでもやっちゃるで~!」なわたしたち。この連載コラム企画ものりのり♪です。

それが嬉しい事に好評なんですよ!(自慢しちゃいます。だって8割り以上がティースさんの力なんだもんね~)「読みやすい!」「レイアウトがいい!」「勉強になる!」など早速嬉しいコメントを色々いただいて、もっと熱くなっているわたしたちです(笑)

これからも色んな角度から「犬を知る!」ために頑張って行きたいと思いますので、どうぞ宜しくお願いします!

追伸:「素晴らしい出会いって、どこでどう待ってくれているか分からないから人生楽しい!」と思わせてくれたのが、Big Tree for Animalsのティースさんとの出会いでした。本当にわたしを見つけて声をかけてくださったことに感謝しまくっています!