2011年2月15日火曜日

Movie Critique : またまた3本まとめて!



The King's Speech (2010)

迷っています...。ははは。確か、ここで公言しましたよね。「今年のオスカーの助演男優賞は絶対にChristian Baleだ」って。でも、今は違います。迷っています(笑) 『The King's Speech』を観て、「げ~。これはChristian BaleとGeoffrey Rushのすごい戦いだ~~~~」と思いました。

でも、どちらが取るかは分かっているのです(ひ・み・つ)

いや~~~Geoffrey Rush、すんごいよかったですよ。これ、彼の役者人生の中で一番か二番の役じゃないですか。はまりまくり!上手すぎ!感動させられっぱなしでしたね。

もう、Colin Firthに関しては言う事なしなので(良すぎる。ははは)素晴らしい!かわいい!チャーミング!上手い!すてき~~~!ですね。今、わたしの一番お気にです。ははは。

後、Queen役のHelena Bonham Carterもすんごく良かったです。いつもすごい彼女だけど、こんな役めったに見られないと思いますが、Kingを支える素晴らしいQueenぶり、ぴったり!でした。

もし、いい気持ちになれる映画を観たいなら「これ!」

この映画では、「Friendship」「Love」「Struggle」そして「Courage」を教えられます。観ている間、何度も何度もす~って自然に涙が頬を伝うような感動作品です。

是非観てくださ~い(今年のオスカー作品賞ですからね!ははは)




BIUTIFUL (2010)

ものすご~~~~~いどよ~~~~んと暗い気持ちにさせられて、しばらく考え込んでしまうし、食欲もエネルギーも吸い取られてしまうけど、でも素晴らしい作品を観たいという時はこれですね。

お友達と早く集合して、まだ明るいうちに観たのですが、映画が終わって、外に出て、外が超晴れ晴れしく、マンハッタンの街行く人々が楽しそ~にしてる目の前の現実と、映画の中の世界のギャップが大きすぎて、二人で「え?何なの?なんでこんな世界にいるの?」と錯覚を起してしまうくらいにど~~~んと底に突き落とされる映画です。

またそれが現実的で、毎日そこらで起ってる話なんです。だから余計に考えさせられる。この間観た『Winter's Bone』と同じような感じですね。本当に自分たちの知らないところで、でもそこらで起ってる日常のとっても悲しい現実を描いた映画。

舞台はバルセロナ(普段見れないバルセロナです)。スパニッシュで字幕付き。映画は外国映画賞にノミネートされてますね。オスカー取ると思います。Javier BardemはBest Actorにノミネートされています。迫真の演技でした。

映画を観る前は無茶苦茶お腹が空いていて「ポップコーンでも買って来ようか?」とか言ってたのに、映画終わってご飯食べる気がしませんでした(と言いながらタイ飯をぺロッと食べたわたしたち。何があっても食べます!)




EAT PRAY LOVE (2010)

シェルターで一番仲良しのマネージャーと月に一度お互いの家を行き来して、ワイン美味しい食べ物映画という「Movie Night Club」を結成しました。

先月はうちに来てもらって、わたしのお料理とワインで『SATC2』を鑑賞。

今月は彼女のお宅にお邪魔して、イタリアンの彼女に美味し~いイタリアン・パスタ料理をご馳走になって、ワインと『Eat Pray Love』でした。

(彼女とはすごく似た生活というかで、彼女も13歳のピットの女の子を飼っていて、なんかそんなことでも色々共感して話が出来る。もちろんシェルターの話をしたら一晩止まらない二人!)

この映画のDVDにはチョイスがあって、劇場公開版とDirector's Cut版で、後者を選んだら、3時間弱。長い!ワイン一杯飲んでたのもあってBaliの辺りでうとうと...。でもローズは結構入り込んでいたようで、わたしはごまかしてわんこに話しかけたりして「寝てないよ~」と作ってましたが(苦笑)

3箇所廻る必要があったか?というのがわたしの疑問。そんな疑問はおかしいですかね?主旨をわかってないじゃないか!ですか?でも、なんでイタリアだけとかバリだけとかインドだけとかだったらだめかな~?と思いました。それでも十分内容充実した(もっと充実したと言ったほうがいいと思いますが)映画になったのでは?と。

さすがに素晴らしい場所ばかり登場するので「きれい~」とうっとりする景色の連続だけど、食べ物に関しては監督の描写が上手くないように思いました。観てるわたしが「おいしいそう~~~。たべたい~~~。」とあんまり思わなかったから。

映画の中でこころに響くセリフってありますよね。この映画では、バリでジュリア・ロバーツがシングルマザーのお友達に「あなたはいつも恋愛でバランスを崩されることを恐れている。だから深入りできない、しない。でも、恋愛の醍醐味ってバランスが崩れることじゃないかしら」と言うようなことを言うのですが、なぜかすごくこころに響きました(ジュリア・ロバーツにも響いたようで、すぐに行動に移したのですが)

個人的には「Two Thumbs Up!」とは決して言えない映画ですね。Girls Movie Nightにはいいんじゃないかな。




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