2010年12月31日金曜日

寅から卯へ


2010年、大活躍してくれた干支の寅くんの大役が終わり、そのバトンを渡す時が来たみたいですね。寅年は「演」で形をとって発生の年とのこと。

わたし個人的には何もかもが「本当にありがたい」年になりました。毎年「ありがとう」の年だけど、今年ほど「ありがたい!」って毎日のように感じた年はないくらいだったと思います。何もすべてハッピー!るんるん♪じゃなかったんだけど(わたしの人生ですからね~。ご存知の人はふんふん頷いてると思います。ははは)そんな事全てを含めて、本当に2010年寅年、ありがたくって一生忘れません。

さてさて、次は卯年。可愛い!でも、そうでもないんですよ~~~。彼らが実は超凶暴なところをシェルターで見て知っている...。うさぎちゃんはかなり暴れん坊です。ははは。


卯年は「開発の意」のある年らしいです。知識を開き導くこと。そうか。是非やってみましょう!

来年はあらゆる方面で一杯一杯望むところがあって、志を一杯掲げて進んで行こうと思っていますので、知識を開き導いていけばいいのかもですね。そして、うさぎちゃんの本当の姿のように暴れん坊でやってみてもいいのでは?と思ってます。

実は今日大晦日の早朝にMammographyの再検査に行って来ました。この間の検査の後、病院からお知らせが来て、何か見つかったと。すぐに再検査の予約を入れてほしいとのことでした。クリスマス・イブに届いたそのお知らせに、正直なところわなわなしました。でも、再検査して真相を知るまでは悩んでも仕方ないと忘れるように努めていました。

大晦日の早朝一つだけ空きがあると言うことで早速行って来ました。10枚ほどあらたに写真を撮って、即ドクターが診断してくれると。そこで必要とならそのままUltrasoundをするので、待っていてくださいと言われて、ガウンを着たまま小さい部屋で一人で待って居る時が一番緊張の時でした。

テクニシャンの人が戻って来て、「何も問題なし。心配しないでうちに帰っていいよ。Happy New Year!」と言われた時は安堵と嬉しさで目がじわ~。急にお腹も空いてきました(笑)

友達ってすごいなって思ったのは、この間Mammographyに行ったとことをここで書いて、その後、検査結果を書いていなかったから何かあったのかもって察してくれていたんです。そう。思わしくなかったから書けなかったんです。でも、今日は超晴れ晴れしい気持ちで「大丈夫だった!!!!」と書けました。ほ~~~~~~。うれし~~~~。これで、「一生忘れられない2010年」を安堵と感謝一杯の気持ちですがすがしく見送れます。

2011年もまずは「心身共に健康第一!」で頑張りましょうね。健康なこころと身体があってこそ。


2010年12月30日木曜日

Temple Grandin (2010)


今年の初めにHBOで公開された時に見逃してずっと気になっていた映画。ひょんなことで年末に見ておきたいなと思い、それにGolden Globeにもノミネートされてたし。観ました。

一言、感動。超インスピレーショナルな映画です。みんなにも是非観てほしいですね。

話は実話で、題名は彼女のフルネーム。彼女は現在コロラドの大学で動物科学の教授として教鞭を取っています。ハイ・ファンクショニング・アーティズム(自閉症)の彼女。人並み外れたビジュアルの記憶という才能をフルに活かし、大学、大学院、博士号まで取ってしまうTemple。その後ろには母親の莫大な愛と支えがあり、映画の中でもそれがしっかり現れています。母親も叔母さんもとてもいい味出してました。

寄宿学校で知り合った数学の教授、Dr. Carlock役のDavid Strathairn。今回もノミネートされていますが、いつもいい味ですよね。それにいつも教授とか心理学者とか知識人役。本当の彼も賢い人なのかな?ってつい考えてしまう。

実はわたしの住むニュージャージー州は全米でAutisum(自閉症)が一番多い州。どんな因果関係があるのだろう?と思ったことがあります。

Templeが映画の中で話したことでとてもこころに残ったことは、「Different. Not less(人と違うだけ。劣ってるのではない)」と繰り返し言う事。そして、教授から教えてもらった人生に一杯一杯新しいドアがあり、それを勇気を出して開けてくぐり抜けると新しい道があるということ。自動ドアがどうしても怖くて通れない彼女を助けてくれた人との出会いが彼女の人生を大きく変えるというエピソードもあり、この人生とドアという比喩的なテーマ、教えてくれるものがあります。

彼女がした偉大な業績、なかなか「普通」のわたしたちには真似が出来ないことだけど、屠殺場の大改造とでもいうのでしょうか。初めて屠殺場を見学した彼女は、その扱いがどうしても耐えられなく、なんとか出来るはずと改革に情熱を燃やします。「人間はどうしても牛を殺して食べるということをする。それなら同じ殺して食用にするなら、せめても命を大切にして、そしてその命をいただかないと...」ということで、牛の生態を把握しきった彼女がつくりだした、牛に負担を与えないで屠殺できるシステムを作り出すのです。そして最初の一匹を殺すのも彼女。でも、意味・気持ち・愛をこめてなんですよね。動物に携るわたしはとても考えるものがありました。

とてもいい映画です。観てください。わたしは彼女に会いにコロラドに行きたくなりました。


2010年12月27日月曜日

初雪!ドカ雪!スノーマン♪

降りました~~~~~~~。
それもすごい量。
積もる、積もる、積もる。

ホワイト・クリスマスに一日遅れて、26日昼過ぎから
どんどん、どんどん、どんどん降って。
27日の朝起きたら「びっくり!!!!!」






この雪嵐の中、命をかけて遊びに来てくれたMihoさんとの傑作!
近所で一番に作りました!


『ドギーパラダイス!』第7回♪


US FrontLineの連載記事『ドギーパラダイス!』

第7回: トレーニング

出ています。
(上記US FrontLine部分をクリックするとオンライン版に行けます)

27ページに記事あります。


またご意見・ご感想宜しくお願いします!

ちなみに、英語版はこちらから

2010年12月26日日曜日

The Fighter (2010)


では、ここで公言しておきます。わたしはCristian Baleがゴールデン・グローブなりオスカーなりで絶対にサポーティング・アクターの賞を取ると思います。

ひょえ~というくらい上手かった。というか、彼いつもかっちょいい、二枚目役じゃないですか。個人的には好きじゃないけど。それがアメリカの貧しい地域のドラッグアディクトのへらへら調子のいい兄ちゃんの役がもうはまり切ってました。上手すぎ。映画一緒に観た3人でうなずき!

お母さん役もすごすぎ。あんなおばちゃん一杯居る、居る。Mark Wahlbergはいつでも本当に安心して上手い。この映画では特別感はなかったですが...。

このお話も実話で、他のボクシング映画、ラッセル・クロウの「シンデレラマン」とか、デンゼル様の「ハリケーン」とかもそうだったし。「ミリオンダラー・ベィビー」は実話ではなかったけど、ボクシングの映画は全部“貧しい”“ボクサーとその家族”がテーマで...。そのどうしようもないところがほんと観ていてなんとも言えない気分にさせますよね。

大昔にシェルターでボランティアを始めたばかりの頃、ジュリエットにそっくりな若いピットブル君が顔中血だらけで保護されてきて(ほぼ闘犬に使われてるに違いないかんじ)、「これジュリエットの子供じゃない?」って思って胸が詰まっていたのですが、数日後に大家族がシェルターにやって来て、「うちの犬だ!引き取りに来た!」と。シェルターの責任者に「どうしてもあの家族に返さないといけないのか?」と迫りましたが、飼い主という証拠を持って来ているし、第一、犬がその家族を見て大喜びしているので、犬は飼い主の「所持品」。Abuseしてると証明して法廷でたたかえるようにしないと保護できないと...。重い気分でそのピット君を見送った覚えがあります。そして、その時に、なんだかボクサーとその大家族みたいだって思ったんです。「試合」でがっぽり稼いで貧乏家族を精一杯養ってもらいましょう!みたいな。どのボクサー映画みても、必ず家族の因果関係があって、「ボクサー」と「家族」と「金」と「争い」...が定番みたいな。

TRONは寝ましたが、The Fighterは最後の最後までしっかり入り込んで観ました!

TRON - Legacy (2010)


多分、「TRON - Legacy」中に居眠ったのは世界でわたしだけ???親に無理矢理連れて来られて途中でわんわん泣いてた幼児は居たけど、寝る人はちょっと居ないでしょう。だって、子供の泣き声すらかすかにしか聞えてこないくらいに劇場はすごい音響効果。その中で一瞬5分は寝たかも?ふつふつとし始めた頭がこく~んとなったのでしょう。横でくすくす笑われて、「え?寝てた?」と聞いたら「ずっと」と言われてしまった。いや、どう考えても5分も寝てないと思うんですけどね。TRONファンの皆様、ごめんなさい!

いや、居眠った=面白くないとはいいません。IMAX・3Dで観て、いい席だったしビジュアルに関しては「すごいな~。映画もここまで来たのね」なんだけど、寝ようと思えば寝れた?なことはないか...。みんな真剣でしょう。それに高い金払ってるし?

25-30年前に主役のジェフ・ブリッジスがTRONの最初のバージョンに出てると聞いて、「そんな映画あったんだ...」(SciFiとかほんと興味ないので)と思っていましたが、その映画を作った時に続編がこんなスケールの映画になるとは誰も思わなかったでしょうね。

役者だってほとんど演技する必要なしって感じ。何から何までコンピューター。ジェフ・ブリッジスの一生老けない版がいて、「え?そっくりさんで若い人探してきた?」と一生懸命になって「違い」を探しましたが、いや、コンピューターであの若作りがしっかり出来ていると。ふ~ん。

ホリデーにわいわい観るのには全然文句ないです。ビジュアルはすごかったし。でも、「わたしの映画」でないことは確かです。ちゃんちゃん。

2010年12月25日土曜日

やっぱり一番大好きな時♪


どんな環境下に居たってやっぱりアメリカのこの時期が大好きです♪ いつもより周りに笑顔が一杯で、会話も一杯で、はな歌が聞えてきたり、暖かいエネルギーがあちらこちら充満していて、るんるんる~ん♪としている人が一杯いて、なのでわたしも一緒にるんるんる~ん♪(笑)お友達とはメール・テキストで「メリークリスマス♪」の大交換会!みんなもやっぱり好きなんだわ。

昨日のクリスマス・イブは、ロングアイランドにある教会のクリスマス・イブのサービスに出席してきました。この教会の聖歌隊に属している人たちのお供です。昨日だけ臨時で特別参加になったソプラノ歌手の彼女と、テキサスからその娘さんとクリスマスを過ごしに来ているお母様も一緒に4人で電車に揺られて行って来ました。みんながリハーサルをしている間に、教会の前にあるモール(それがなんと一流店ばっかり入ってるモールでびっくり!)で、お母様と時間つぶしにぶらぶらウイーンドー・ショッピング。このお母様とは「La Boheme」の時にも席が隣で色々お話をしたことがあったので、「あ!お久しぶりです!その切は~(英語ですよ!)」的ですぐに超なごめました。

今回はクリスチャンのサービスなのでわたしたち出席者も一緒になって讃美歌をたくさん歌いました。久しぶりの讃美歌合唱は胸にぐっとくるものがありましたが、牧師さんのイブの説教を聞いた時に、なんだか涙がぽろぽろぽろ...(ははは、感激家だから仕方ないですね...)。感謝すること、考えさせられることなんかが一杯の説教でした。で、横をちらっと見たらお母様もくすんくすん。サービスが終わった時に「わたしもついつい涙ぐんじゃった」って苦笑いされてました。お互い何かこころにくるものがあったんですよね。

さて、今日クリスマス当日は、昨日の神聖なイブとは180度!がらっと気分を換えて、型破りクリスマスをしにマンハッタンに行ってきま~す!映画を観て、コリアンBBQをがっつきに!ははは。そんなクリスマスもいいもんでしょう、きっと。

Merry Christmas!

2010年12月22日水曜日

忘年会なし!

と、うちの父親が宣言し、うちの家族全員にも「したら駄目!」と言ってます。飲みすぎるから?経費削減?いえいえ、違います。もっと大事な理由があるのです。

うちの家族にとって、2010年があまりにあまりに良い年だったために「忘年」して忘れ去りたくないからとのこと。2010年がこのままずっとずっと終わらないでほしいくらいらしいです。なので忘年せずにしっかり胸に残し続けたいとのこと。了解いたしました!なので忘年会はなしですね。

両親にとって2010年は4人のわたしたちが次から次から吉報を運び、いいことのオンパレードだったようです。わたしはこんな遠方で暮らし、数年に一度しか一緒に時間を過ごす事ができなくって、なんと親不孝な娘だ...と反省することも多々ですが、でも、もしかしたらどんな高価なものをプレゼントするよりも、こういう吉報続きで嬉しい気分を味わってもらうことこそが最高の親孝行なのかもなって思っています。

2011年は2010年の百倍ほど素晴らしい年にする予定なので(勝手に)もっともっと親孝行できるかもです。

2010年12月21日火曜日

静かなトレーニング・ナイト

11月末からアメリカ全国はすっかりホリデームードになってしまうので、ここ最近の月曜のトレーニングのクラスは超静かです。2-3人と2-3匹のみ!ということも多々。ちょっと淋しいですが、その代わり参加している人間も犬もしっかり、みっちり学べるという特典あり!

昨夜は、わたしとスコットの二人!(さびし~)でも、ぶつかったりとか気にしなくって伸び伸びやれたのでラッキーでした。

スコットは大型老犬のスキッピーと参加。わたしはジャーマン・シェパードのシャグと参加しました。本当のところを言うと、わたしはあんまりジャーマン・シェパート派ではないのです。どうして?と言われても特別な理由はないのですが、あんまり魅力を感じない。う~ん。人間で言えば、わたしはブラッド・ピットに魅力を感じない...と同じ???恰好いいのはわかってるけど、タイプじゃない!あ、そう、タイプじゃないのかも。

ま、そんなことで、このシャグは「ボーダーライン犬」ということで、しばらく彼の訓練に従事することになりました。ドイツからの輸入犬なんですが、元飼い主は、警備犬だけが目的でドイツから連れてきたようです。女の子のドーベルマンと一緒にドイツから連れてこられ、シェルターに来るまではずっと裏庭で過ごしてきたそうです。家の中には入れてもらったことがない、ペット扱いされたことがないというわけですね。だからこの2匹がシェルターにやってきた時は結構きついものがありました。彼らのケネルに近づくと、けたたましく吠えまくる。それにシャグはドーベルマンのことをすごく守っていました。なのですぐに離れ離れにして(残酷なんじゃないですよ。この方がそれぞれのわんたちの将来のためなんですよね)そしたら、2匹共だんだん落ち着いてきました。ドーベルマンの方は攻撃性がなく、その代わり超怯えてばかりで、外に連れて行っても一点に立ち尽くして動かず...。人間とどう関わっていいのか分からない...という感じでした。シャグは相変わらず警戒が強く、ケネルの中からはけたたましく吠えるのですが、ゲートを開けると落ち着くという典型的ジャーマンシェパードですね。


土曜日に初めて外に出て、2-30分一緒に歩いてきました。びっくり!なんとお行儀がいいのでしょうか!そして超甘えたなんですよね。人間の愛に飢えまくっていた~~~~。勉強することに飢えまくっていた~~~~という感じ。可愛いですよね。わたしの横にぴたっとついて歩き、たまに鼻でわたしの手をつんつんと突いてきたり。これはいける!いい犬じゃん!と思い、昨日クラスで色々試してみました。これがジャーマン・シェパードなんですよね。本当にお利巧なのと、もうハンドラーの言うことを聞くのに情熱燃やしてるって感じ。なんでも1-2回教えてたらマスターするし、次は?次は?という感じ。学習意欲満天です。

きっとこれがジャーマン・シェパードの魅力なんだろうなぁ~ってなんか分かってきた気もしました。

2010年12月18日土曜日

一年の終わりに...

もう2010年も残すところ13日!うわ~大変だ!って何が大変なのか分かんないですが。ははは。でも、やっぱり「今年中にやっておかないといけない」と思ってることってありますよね。

そんな事の一つを今朝やってきました。

Mammography(乳癌発見のためのレントゲン)です。

本当は毎年8月に行くことになっているのですが、今年はなんだか色々あって今まで延び延びに放ったらかしていました。だめですね。でも、やっぱり一年が終わる、やり残してることがある、やっておかないといけないことをやってない!ってなんだか気持ち的に嫌で、行くことにしました。急遽決めたので、年内は予約一杯でもう無理かな~と思っていたら、土曜の朝なら少し空きがあると。ラッキー!!!

実は4年前に左胸に胡麻より小さいしこりが見つかり、それを摘出したのです。で、摘出したものをラボに出し検査。良性で問題なし。ほ~~~。で、そのしこりがあった場所に、これも胡麻より小さいメタルを埋め込まれ、毎年その辺りに新しいしこりが出現してないか見ないといけないことになってるんですね。だからこの検査、絶対怠ったらダメなわけです。怠りそうになっていた自分に深く反省!

なので、今朝は早起きして、コーヒーとマフィン持参でちょっと遠くの病院まで行って来ました。今回初めて付き添いまで持参して!ははは。なんか別に大したことでもないただの検査だけど、サポートがあるっていいなって思いました。いつも当然一人で行くけど、待合室で付き添いの人を連れてきてる人をちょっと羨ましいじゃない!って思ったこと多々だし。やっぱり人間は助け合い、支え合い必要ですね。当然か。

いつも検査が終わったらバラの花を1本くれるんですよ。なんか粋ですよね。こういうところはさすがアメリカ!って思います。

2010年12月17日金曜日

サーカス♪ サーカス♪



昨夜はシェルターからのフリーチケットで、マンハッタンのリンカーン・センターでBig Apple Circusを見て来ました。昔むかしに、ベガスのカジノ“サーカス・サーカス”でちらっとサーカスを見たことはあったけど、最初から最後まで席に座ってサーカスを見るのは生まれてはじめて。どんなだろう?ってわくわくでした。

このチケット、シェルターに予防注射の薬やマイクロチップなどをおろしてる大手製薬会社のセールスの人がクリスマス・プレゼントにと届けてくれたもので、観客席の中でも一番いい席のチケット4枚あったのですが、な、な、なんと「行きたい!」と言ったのはわたしだけだったのです。なんで~~~???でも謎はすぐ解けましたね。動物関係に従事するみんなだから「サーカス=動物虐待」というイメージがあって敬遠したのでしょう...。もったいない。でも、そのお陰でわたしは「奪い合い」もなく、すんなりチケットをゲット!もう一人獣医のアシスタントの人が5歳の息子と来ると言ってたのに、結局現れませんでした...。セールスレップの人も来ていて、彼女たちの席が空いてたのでちょっとがっかりしてたようです。でも、わたしと、一緒に来てくれたグルーマーのAtsukoさんが超楽しんでるのを見てほっとしてたみたい。


ショーは2部構成になっていて、前半は人間のみのパフォーマンス。でも、なんかちょっとだけ「引いちゃった」んですよね。パフォーマーたち、みんな移民(それも恵まれない国からの?)だろうな~という感じで、それも若い!中国人グループは絶対みんなティーンだろうと思います。女の子なんて12-13歳?アジアンだから若く見えるのかもだけど、きっとそうでしょう。「アメリカでサーカスで働けるぞ!」とオーディションがあって、アクロバットに長けた子たちが「アメリカン・ドリーム」のチケットを手にする...ってな感じでしょうか。こんな風に見ていたのはわたしたちだけかな...?ははは。

休憩の後は待ちに待った動物のショー。これは思わず身を乗り出してしまいました~(笑)わんちゃんすんごく可愛かった(セールスレップの話によると、サーカスで働く犬たち、シェルターからアダプトしてくるらしいです)。後、ヤギさんがポニーの背中に乗って走ったり。これはすごかった!あのヤギの一生懸命な目!


最前列に座っていたわたしたちの目の前で見せてくれて最高~~~♪でしたよ。
時々観客目線をするポニー。

会場は半分以上が子供たち。もうすご~くのりのりで喜んでいましたね。それと、観客をどんどん参加させて笑いを取る、乗せるという構成になってるので、子供たちも大人も(そしてわたしも!ピエロがかぶってた帽子を投げてきて、頭にかぶせろ!と...大失敗でしたが...)ショーに参加したし楽しかった~♪ ほんと昨夜は子供にかえって2時間近くたっぷり楽しませてもらいました!

サーカスのテントはメトロポリィタン・オペラ・ハウスの横に立てらていて、ついでに?綺麗にクリスマスデコされたMETの写真もぱちっと撮ってきました。



2010年12月14日火曜日

『ドギーパラダイス!』第6回♪



US FrontLineの連載記事『ドギーパラダイス!』

第6回: 飼い主のリーダーシップとは?

出ています。
(上記US FrontLine部分をクリックするとオンライン版に行けます)

26ページに記事あります。


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2010年12月13日月曜日

12月の楽しみ一杯の週末♪

今年最後の月、12月の真ん中の週末をイベント満載でたっぷり楽しませていただきました!それもこの時期にぴったりなホリデー色満載で、“いえ~~~~い!”という感じ。その上、全てご招待!といういつも超図々しくちゃっかりもののわたしならではです(苦笑)


土曜日の午後、マンハッタンはパークアペニューにあるスカンジネビアン関係のビルディングの中に小奇麗なコンサートホールがあり、そこで全くバックグランドも分野も違う、でも本当にパワフルな3人の女性アーティストのパフォーマンスを観せていただきました。

先日お友達になったソプラノ歌手の純子さんのとても仲良しのお友達が出演されてるということで、誘っていただきました。Yumiさんは有名な琴演奏家で、世界各地で日本独特の音色を披露なさってるということです。この日のトップバッターはYumiさん。素敵でした。あのスリムな身体なのにすんごいパワーなんですよね。舞台の上で。懐かしい音色にコンテンポラリーなアレンジも入ったりで、すごい!という感じ。それにやっぱり日本人にはあのサウンドこころに響きますね。ほわ~っとなりました。

二番目に登場したのが、フィンランドのポップ・フォーク歌手のポーラ。可愛かったです。歌声も透明ですごくチャーミングでした。また見た事のないような楽器も披露してくれて、新しい発見ですよね。後ろに座っていたグループはどうもフィンランド出身だったみたいで、わたしがYumiさんの演奏で「にほん~~~」となったように、彼女達もポーラの演奏で故郷に戻ってたみたいでした(笑)

そしてトリは、ブラジルからのボサノバシンガーMika。絶対日系ブラジリアンだと信じて演奏に聞き入ってました。でも、たまのしぐさがえらく日本人で、きっとご両親が日本人らしさを大切にとお育てになったのだろうと勝手にストーリーを作っていたら...あれあれ、生粋の日本人の方でした!コンサートが終わってからひょんなことで一杯お喋りさせていただけることになり、げ~~~超乗りのいい関西人!(とお互い思っていたようです)で盛り上がり、演奏プラスボーナスもらったような感じでした。名刺を渡しておいたら、早速メールをくれたMikaさん!うれし~~~♪ 社交辞令じゃなくってまた観に行きますよ~~~。

コンサートなどのイベントものの楽しみは、もちろんパフォーマンスなんだけど、会場などで素敵な出会いがあったりすることもなんですよね。今回もパフォーマーのYumiさんとMikaさんとお話できたし、席をご一緒させていただいたKumiさんとも色々話に花が咲き、またすぐに会いましょうね!となる...そういうつながりが大好きですね。

3人のパワフルな女性に元気をもらってうきうき気分でマンハッタンを東から西へ。



今度はオフ・ブロードウェーで「ヘンゼルとグレーテル」のオペラを鑑賞。会場受付でお手伝いしたご褒美に一番前席でたっぷり見させてもらいました。わたしが見たのは8時のショーで、やっぱり子供たちには遅すぎる時間帯...。子供たちと一緒に観て、その反応が楽しみだったのに一人も居なくて残念でした。その前のショーはほとんどが家族連れのお客様だったのに...。

クリスマス色一杯で可愛い仕上がりのオペラ。言語のドイツ語ではなく、英語上演だったし、魔女(可愛い男の子がやってました!)が超のりのりパフォーマンスで迫力満点面白かった~です。

そして、昨日の日曜日はブルックリンはコニーアイランド近くのカソリック教会まで足を伸ばして、ヘンデルのMessiahの大コンサートに行って来ました。ハレルヤ~♪ハレルヤ~♪ってやつですね。オーケストラ、コーラス、そして4人のソロの歌手のパフォーマンスという構成です。わたしは中・高とクリスチャンスクールで過ごしたので、毎年クリスマス前は全員でチャベルで大合唱コンサートなどが色々あったので、実はこの時期になると聞きたくなるんですよね。讃美歌にヘンデルに~~~~と。アメリカでは、この時期本当にたくさんのところで、ヘンデルのMessiahのコンサートが行われているようで、昨日のオーケストラのオーボエの方などは今年合計15回演奏すると言ってました。昨日は午後のリハーサルから全部見せていただいたので、一年分の教会音楽を堪能させていただいたという感じでした。ははは。最後のハレルヤの部分では観客も総立ちで合唱。雰囲気ばっちり!でしたね。教会もクリスマス・デコレーションでとっても綺麗だったし、雰囲気満天!クリスマス前に今年を締めくくる最高のコンサートに行けてらっき~~~~でした♪





2010年12月7日火曜日

タンゴ・マイラブ♪


2010年も残すところ20数日!!!!早かったですよね~~~~。毎年同じこと言ってるんだけど、今年は特に早かった気がします。内容充実だったんだけど、超スピードで過ぎた一年でした。

さてさて、この時期になると、たいていの人が一年を振り返り、新年への目標を立てたり...ってやりますよね。もちろんわたしもやってます。プロフェッショナル(?)な目標はかなり具体的に、そして野心的に(やりますよ!)立てました。プライベートも頑張ります!でも、ちょっとここで公表は...なのでこころ秘めておいて(笑)趣味というかで「是非来年は!」と思っている計画を公表したいと思います。

来年はタンゴ復活させようと思ってます♪

わたしのアルゼンチン・タンゴ♪デビューはサンフランシスコ・ベイエリアに居た時でした。カリフォルニアに居た最後の一年だけだったけど、サンホセの大学の近くでクラスをとって、後はタンゴ仲間と夜な夜な踊りに出かけたり、すんごく熱心だったお友達の練習に付き合ったりと楽しかったです。ニューヨークに引越すと決まったら、クラスのみなさんがわたしの送別ダンスパーティーで送り出してくれました。

東海岸に来てからは、クラスもインストラクターの数も、ミロンガというアルゼンチン・タンゴのダンスパーティーの数も桁が違うので、一番はまっていた時は週に4日は踊ってたという感じ。グループクラスも取ったし、プライベートレッスンも少しやりました(ブロードウェーのダンススタジオで!)。仕事が終わってから家に戻って着替えて、またマンハッタンに車で出かけて来て夜な夜な踊ってました。いま考えると自分でもすごい!と思いますが...。ははは。

手術をしたり、ジュリエットを飼い始めたり、シェルターの活動に精を出すようになってから、ほんとすっかり離れ去った状態になっていました。それでも音楽はi-Podにも入ってて良く聞いてるし、すると足が勝手に動き出すし(笑)ニュージャージーでも数回クラスに参加してみたりもしました。きっと最後に踊ったのは3年前?にチェルシーピアであったタンゴ・ナイトパーティー???あれだけ離れていても、足と身体は覚えてるもんだな~と思いました。

タンゴを踊らなくなった時、ちょっと淋しいな~とも思いましたが、人生には適切な時期みたいなのがあると思っていたので、たとえ今離れてしまっていても、またいつかチャンスはあるってと信じていました。

そんな折、カリフォルニアの旧友たちとリコネクトし、その中の一人Naokoちゃんがなんとアルゼンチンはブエノスアイレスに移住してタンゴでぶいぶい言わせてる!と教えてもらいました。すごい!これはいつかNaokoちゃんを頼ってブエノスアイレスに行くしかない!本場で踊るしかない!ははは。そのためにはまた修業ですな。

2011年、ニュージャージーを出てニューヨークに引越したら、是非タンゴ復活させよう!って思ってます。


2010年12月4日土曜日

Oops!

昨夜また、寒い寒いマンハッタンのきれいなクリスマス・デコレーションを楽しみながら、ぶらぶらお買い物とディナー。すっかりクリスマス一色のBryant Parkに惹きつけられて足を踏み入れると大きなブルーのクリスマスツリーが!この間はまだなかったぞ!と近寄って行くと、真ん中のスケートリンクがなんだか緊迫しています。どうしたんだろう?と思ってよく見ると、どうも滑ってる間に事故があったみたいです。係りの人と救急隊が倒れた女の人の救出中でした。



近所の人なのか、遠い州からマンハッタンのクリスマスを味わいに!とるんるんやってきた人なのかはわかりませんが、大事に至っていないことだけを祈ります...。




マンハッタンは日に日にクリスマス!になっていて本当に綺麗です。でも、やってきました極寒!朝夕は氷点下です...。う~~~~寒い~~~~。

2010年12月2日木曜日

朝から涙...

とにかくよく涙を流すわたしですが、怒りや悲しみで流す涙より(“職業柄”多いですけど...)感無量になったり、超嬉しかったり、感動しまくったりで流す涙の方が断然多いです。

今朝もばたばたしながら観ていたToday Showで泣きました(苦笑)

大の動物好きセレブで、わたしもすごく好きな人Jill Rappaportが、たまにToday Showに出演し、動物に関した素晴らしいセグメントを届けてくれるのですが、今日のは特にVERY GOOD!!!!!でした。

盲導犬といえばラブラドル・リトリバーとお決まりのようになっていますが、最近新しい動きが出来てきていると。その紹介のセグメントです。ペンシルバニアの盲導犬養育学校で、新しい犬種を使ってのプログラムが出来ました。なんとピットブルを使って盲導犬を養育・養成しているのです!!!!いえい!!!

メディアはわんわと間違ったことを伝えたりしますが、ピットブルという犬種、実際は人間が大好きで、人間には凶暴性を示さないという特性を持っているのです。それが悪い人の手に渡って間違って育てられたりした際に、新聞やニュースで読むような最悪な事件が起ってしまう...。この犬種、本当に最低の最低というような人間に気に入られちゃってますからね...。ほんと...。なんとかならんかな...。

ただ、闘犬として改良された犬種ゆえに、他の犬や動物に凶暴性を示す遺伝子を持って生まれてきている犬がいるのは事実です。

痛みに強く、少々のことではびくともしない彼ら、そして人間に仕えることこそが彼らの喜びという特性はセラピー犬にはピッタリだと思います。

「このプログラムがどんどん大きくなり、世間に評判が届けば、ピットブルの悪イメージもどんどん改善されていくだろう。それが望みです。」と。この養成学校の校長先生もJill Rapparportも口を揃えて言ってました。興味あれば是非下記リンク読んでくださいね。

Jill Rappaportのピットブル・ストーリー

実はこれはわたしの将来の夢・目標の一つなんです。ジュリエットは年過ぎて無理だけど、ピットブルを超優秀なセラピー犬に育てて、二人で病院・老人ホーム・孤児院・リハビリセンターみたいなところを巡り、たくさんの人に安らぎと笑いをお届けしたい!と考えています。必ずやってみます。

ついでに... もう一つわたしの大大大好きな番組と人物の紹介。

Pit Bulls and Parolees

昨夜も観そびれていた最新エピソードをOn Demandで観て寝たところでした。彼女すごいです。こんな女性になれたら...って思います。シングルマザーで、二人の実の娘と養子にした双子の青年を育てながら、200匹ものピットブルが収容されてるピットブル・レスキューを経営。その従業員たちすべて、刑務所からの仮出所者で賄っています。どうしてか?彼女は世間から偏見の目でしかみられないピットブルと仮出所者に“セカンド・チャンス”をあげたい!自分達も普通の犬・人間なんだということを証明させてあげたいと、その機会を作っているのです。並大抵の人では出来ないことをやっている彼女にはいつも脱帽。

こういう人たちの頑張りぶりを見て、わたしももっともっともっと頑張ろう!と思う毎日です。来年2011年は、もっと“ピットブルのMaho”と名を売るぞ!なんて野望も持ってます。ははは。


2010年12月1日水曜日

『ドギーパラダイス!』第5回♪



US FrontLineの連載記事『ドギーパラダイス!』

第5回: Spay・Neuter (犬の去勢・避妊)

出ています。
(上記US FrontLine部分をクリックするとオンライン版に行けます)

27ページに記事あります。


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