2010年12月21日火曜日

静かなトレーニング・ナイト

11月末からアメリカ全国はすっかりホリデームードになってしまうので、ここ最近の月曜のトレーニングのクラスは超静かです。2-3人と2-3匹のみ!ということも多々。ちょっと淋しいですが、その代わり参加している人間も犬もしっかり、みっちり学べるという特典あり!

昨夜は、わたしとスコットの二人!(さびし~)でも、ぶつかったりとか気にしなくって伸び伸びやれたのでラッキーでした。

スコットは大型老犬のスキッピーと参加。わたしはジャーマン・シェパードのシャグと参加しました。本当のところを言うと、わたしはあんまりジャーマン・シェパート派ではないのです。どうして?と言われても特別な理由はないのですが、あんまり魅力を感じない。う~ん。人間で言えば、わたしはブラッド・ピットに魅力を感じない...と同じ???恰好いいのはわかってるけど、タイプじゃない!あ、そう、タイプじゃないのかも。

ま、そんなことで、このシャグは「ボーダーライン犬」ということで、しばらく彼の訓練に従事することになりました。ドイツからの輸入犬なんですが、元飼い主は、警備犬だけが目的でドイツから連れてきたようです。女の子のドーベルマンと一緒にドイツから連れてこられ、シェルターに来るまではずっと裏庭で過ごしてきたそうです。家の中には入れてもらったことがない、ペット扱いされたことがないというわけですね。だからこの2匹がシェルターにやってきた時は結構きついものがありました。彼らのケネルに近づくと、けたたましく吠えまくる。それにシャグはドーベルマンのことをすごく守っていました。なのですぐに離れ離れにして(残酷なんじゃないですよ。この方がそれぞれのわんたちの将来のためなんですよね)そしたら、2匹共だんだん落ち着いてきました。ドーベルマンの方は攻撃性がなく、その代わり超怯えてばかりで、外に連れて行っても一点に立ち尽くして動かず...。人間とどう関わっていいのか分からない...という感じでした。シャグは相変わらず警戒が強く、ケネルの中からはけたたましく吠えるのですが、ゲートを開けると落ち着くという典型的ジャーマンシェパードですね。


土曜日に初めて外に出て、2-30分一緒に歩いてきました。びっくり!なんとお行儀がいいのでしょうか!そして超甘えたなんですよね。人間の愛に飢えまくっていた~~~~。勉強することに飢えまくっていた~~~~という感じ。可愛いですよね。わたしの横にぴたっとついて歩き、たまに鼻でわたしの手をつんつんと突いてきたり。これはいける!いい犬じゃん!と思い、昨日クラスで色々試してみました。これがジャーマン・シェパードなんですよね。本当にお利巧なのと、もうハンドラーの言うことを聞くのに情熱燃やしてるって感じ。なんでも1-2回教えてたらマスターするし、次は?次は?という感じ。学習意欲満天です。

きっとこれがジャーマン・シェパードの魅力なんだろうなぁ~ってなんか分かってきた気もしました。

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