運命共同体のパートナーとして11年半の日々を一緒に駆け抜けた愛娘ジュリエットがレインボーブリッジのもとに旅立ったのがちょうど二年前の今日でした。2011年7月25日は月曜で、そう、ほんと今日と同じで、極暑の後にやってきた涼しい夏の日でした。窓からそよそよ爽やかな風が入ってくるリビングルームでジュリエットは、毎日聞いていたクラシックのステーションから流れるスケーターズワルツを聴きながら、私の涙を顔に一杯浴びて静かに息を引き取りました。
もう二年か…。ずっとずっと前のような、昨日のことのようなそんな複雑な感じがします。ジュリエットが去った半年後に弟分のノアがやってきて、淋しさ悲しさすっかりふっとばし、笑いと笑顔の絶えない楽しさ満載の毎日を過ごしていますが、「わたしとジュリエットだけの時間」みたいなものがあって、11年半の色んな懐かしい思い出が頭に浮かび、ふとセンチメンタルなひと時になります。
”小さくなったジュリエット”今まではずっと静かなベッドルームに居たのですが、今日ふっ「二回忌を機にお引越ししてあげよう」と思いたち、リビングルームに移動してきました。ここならもっと「一緒」に時間過ごせるなあ…なぜ今まで気が付かなかったのかなあ…と。それに弟分のノア太郎の一番大好きな窓の横なので、これからはジュリエットに見守られながらノアも窓から外を眺められるしね。ジュリエットも「ここの方がにぎやかで断然いいよ~!」と言ってそう。
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