ただ、早苗さんにはもっと大きな夢があって、いずれは国際的な場で大活躍したいと。素晴らしい!夢が大きい人、夢達成に向かって一生懸命頑張る人はいいですね。
ひょんなことで、ネット上でわたしを発見しメールをくださったとのこと。
実はニューヨークにはちょこちょこ旅行で来ていてその魅力に虜になっていると。この夏にも行くことになったので、その際に出来れば会えないでしょうか?とのメールでした。都合さえ合えば是非!ということで、それがこのLabor Day Weekendの週末。ニューヨークはたったの3日間だけという短い滞在でしたが、今日お会いすることに。本当は同じ分野の大先輩、ニューヨークで大活躍の日本人獣医師先生と会っていただきたいなと思い、なんとかアレンジしようとしたのですが、ホリデーのためにうまくいかず…。代わりにわたしが、アメリカでも屈指の動物病院、East Sideにある、The Animal Medical Centerと、こちらもUpper East Sideの動物愛護活動ではアメリカ一といっても過言ではないASPCAを案内させてもらうことに。
The Animal Medical Center
事前に連絡を取っておき、日本からの獣医のたまごさんと訪問なので、できれば館内を案内してほしいとリクエスト。するとEducation CoordinatorのTimからすぐに快いお返事をいただきました。
早苗さんとTim
連休明けのとっても忙しい朝だったと思うのですが、Timは、な、な、なんと親切丁寧にトップフロアーの8階から順に全部のフロアーをしっかり案内・説明してくださいました。感激♪
今年設立100年を迎えたという由緒ある素晴らしい組織です。24時間オープンの救急病院でもあり、研究施設もあって、若い世代を育成するのにもものすごく力を入れているとのこと。館内にも若いインターンの人たちが一杯。実はわたしは一度ここには一日セミナーで来たことがあったのと、ニューヨークに引越しした暁には、ジュリエットの新しい病院はここと決めていました。思っていた通りの素晴らしい施設で、将来のわんの病院、決まりです!
リハビリ用のプール
生憎のお天気でしたが、AMCを満喫した後は北上してASPCAに行ってみました。本当は事前にアポを取って、病院も含めた館内すべてを見学させてもらいたかったのですが、電話をかけても担当者に当たるまでに20分とかかかってしまい、とうとう諦めるはめに…。アダプションは毎日オープンのようなので、突然行っても大丈夫だろうととりあえず訪問。アポを取ってなかったために、一階にある猫ちゃんの部屋とわんの部屋をくるっと案内してもらうだけの超短い訪問になってしまいましたが、さすがASPCAというケーキのアイシングを楽しませてもらったという感じかな…。
ASPCAのかわいいトラック
その後、East Sideのダイナーでランチ(もっと小洒落たところに連れていってあげるべきでしたよね。UESに居るのに!失敗!)。最初にバスの中でジュリエットのお話をして、親身に聞いてくださった早苗さん。「早苗さんは何か飼ってますか?」の質問に「……」突然の涙。実はアメリカに着いた2日目に預けていた動物病院から電話が入り、18歳の愛犬くんが他界してしまったとのこと。今回ご家族全員での旅行のために、わんくんは最期を家族のみんなに囲まれて逝けなかったこと、すごく悲しくて仕方ないと。今回の旅行中もみんな一人になったらぽろぽろ涙していると溢してくださいました。それまで色々な話で盛り上がっていた二人ですが、愛犬の話になり、急に二人で声を詰まらせぽろぽろぽろ…。何度もコーヒーのお替りに来てくれていたウエイターのおじさんも「Oops…」という感じでした(苦笑)でも、すぐに二人で気を取り直し、また「夢と情熱」のお話に花を咲かせました。
これからどこまで早苗さんの国際舞台での活躍のお手伝いを出来るかは???ですが、一生懸命頑張る人はこころから応援したいと思っています。
そして、あのダイナーで二人で流した涙は一生忘れません。
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