あまりに大好きな犬なので、「犬と結婚もありか...」と一時考えたことがありましたが、駄目駄目。犬と結婚はなしです!(苦笑)
でも、「犬が子供」はありかなっと...。
例のフットボール選手マイケル・ビックのドッグファイト事件の本『The Lost Dogs』を一生懸命読んでいます。(描写があまりにもすごくて、精神的に休憩しないと進めないから完読に時間かかってるんです。)本の中にも度々現れる、わたしが心から支援しているピットブル・レスキューグループのBAD RAP(Bay Area Doglovers Responsible About Pitbulls)の創設者のお二人(ご夫婦)の馴れ初めから今に至るまでの経歴を読んでいて、「もしかしたらこれかもしれない...。」と共感したことがありました。
DonnaとTimは大学時代からのスイートハートで、二人ともにアーティスト。すごいお洒落でセンスのいい超お似合いの二人。デトロイトで知り合い、カリフォルニアに移住して色んなことを経験しながら、今に辿り着き、全米で一番といえるくらいリスペクトされたピットブル・レスキューグループをつくりました。
彼女たちが本の中で、「別に意識的に子供を作らなかったわけではないけど、いま振り返れば作らなかった、出来なかったというのは、わたしたちがここまで来ることになっていたからじゃないかと思う」というようなことを語っていました。もし彼らに子供がいたとしたら、きっとこのグループの規模、彼らが費やせた時間、お金、エネルギーなどはかなり違ってきてたでしょう。グループ自体できていなかったかも...。彼らが世のためにここまで来るために、子供が出来なかったんだなと。やるべきことがあるので、運命はそうなってるんだと。
わたしはちょっと前に、自分がきっと子供ができない、作らない人生なんだってことを悟りました。いや、嫌いとか要らないのじゃなくって、本当はものすご~~~く欲しい(かった)のですが、そういう運命じゃなかったんだなって、全然抵抗もなく、それをすんなり納得しました。ということは、そのエネルギーを必ず使わないといけない場所があるはず!とも思いました。
DonnaとTimのお話を読んで、そういうことなのかもしれない...と。
「犬と結婚」じゃなくって、「犬が子供」なのかもです。もしわたしが、犬のために人よりは少し出来ることがあるのだとしたら、だから自分には子供がなく、そのエネルギーは「わたしの子供たち」に費やすことになっているのだろうと思います。
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