先月、東日本大震災で被害にあったわんたちの救出活動の講演(←その時の様子はこちらから)にNYCにいらっしゃっていた大阪のFMラジオパーソナリティーのKiyomi NakamuraさんとはFacebookでもお友達になっていただいて、日本に帰ってからの彼女の活動もFollowさせてもらっているのですが、久しぶりにメールを入れてみました。すると「ワン子レスキュー活動は続けていますが、本当に人手不足です」ということでした…。
これはどこでも起こる「現象」。助けを必要とするものの数が圧倒的に多くって、助けられる人の数が圧倒的に少ない…。いや、実はそうではないとも思うのです。助けられる人の数の方が本当はもちろん圧倒的に多いんですが、その人たちが「わたしに何が出来るか?」「きっと僕の力では…」「何をしていいか分からない…」という構えになっているからだと思います。
偶然この週末、NYCの日系ネット掲示板に「今回の日本の惨事で廻りのアメリカ人などに温かい声をかけられ、それをありがたく感じながらも、わたしも何かしたい!しなくては!」という気持ちになった方が、動物が好きなので、この際その好きな動物のために出来ることを探そうと、「教えて!」というコーナーに投書されていました。わたしがその投書を知ったのは、親切な方が「NJに麻穂さんという人がアニマル・シェルターでボランティアされているし、犬のスペシャリストとしても仕事されているので何か相談してみたら」とアドバイスしてくださって、わたしのサイトアドレスなどを掲示してくださったので、オリジナルの投稿者さんからメールをいただきました(ネット社会なので変なこと書く人もいて、その親切な方のアドバイスはわたしが自作自演してる!と。そんなCheapなことはしないですよ~~~。返信するなら堂々と自分のIDを名乗って載せますよ~。当然!)
そうしたら今朝またその投稿一連を読んで「わたしも!」「わたしの娘も!」と「何かしたい」という気持ちをメールしてくださった方がいました。お~いいな~。素晴らしいな~って。
前にもここで書きましたが、わたしは9・11をこの地で体験し、本当に人生を変える機会にしました。「何が出来る?」じゃなくって「何でも出来る!」なんだと思いました。「やるしかないじゃない!」と思いました。
今回の3・11東日本大震災で、わたし自身も再び同じ思いを繰り返しましたが、同じように「何かしたい!」「力になりたい」「このままではいけない!」とかっていう感情が一杯湧いてきている人、たくさんいるのではないでしょうか?
その気持ち本当に素晴らしいんですよね。だから、「う~ん、でも…。」と諦めてしまわないで、是非是非「何か」に繋げてほしいと思います。Kiyomiさんも「人手不足で…」と嘆いています。是非助ける人間の数の方が余るくらいになれば!と密かに願っています。
一人一人の小さな動きがものすごいものにつながる。今、その機会が前にあるのだと思います!
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