2011年5月24日火曜日

嬉しいアダプション♪



週末に「今日、すごくうれしいアダプションがあった!」とドッグチームのメッセージボードにメッセージが入りました。3歳になる兄妹のテリアミックスのエリーとチェスターが一緒にもらわれて行ったとのこと!それもとっても、とっても、とっても素晴らしいカップルだった!と、その場に居合わせたみんなの太鼓判付き。

最初は女の子のエリーだけをアダプトするつもりで話を進め、手続き全て完了で、さぁ、おうちに連れて帰りましょうとしていた時に、ボランティアの一人ロイスがお兄ちゃんのチェスターを連れてきて、「エリーにバイバイしようか...」とかちょっと演技とセールス入れて?カップルのところに駆け寄ったそうです。すると旦那さんの方が奥さんに「今までうちはいつも犬が2匹居たじゃない。お兄ちゃんのチェスターも一緒に連れて帰ろう!」と言ってくれたらしいのです。

ロイス、Good Job! ほんとまじで。

この2匹、元のおうちではほとんど放ったらかし状態だったそうです。ベースメントかどこかにほぼ隔離状態で、人間の家族との接点はほぼなし。きっと餌だけ与えていたのでしょう。2匹で団結して3年間生き延びてきた兄妹です。シェルターにやってきた時は、ほんと野生の犬みたいで、何もかもが「見たことのないもの」状態でした。シェルターのガラスの自動ドアに思い切り突進して頭ガツーン!とぶつけたり、突然の音なんかに飛び上がったり。エリーの方はわりに最初から「あなたに全て委ねま~す」的Easy-goingわんちゃんだったのですが、チェスターは最初はちょっぴり警戒していました。でもすぐにシェルターの環境に慣れ、スタッフとボランティア大好き!になったのですが、やっぱり根っから神経質なところがあるので、そのうちにだんだんとケネル・ストレスが溜まりはじめて、行動に見せはじめていたので(隣の犬にフェンス越しに歯をむき出して吠え掛かったり、知らない人が前を通ると吠えたり、スピンしはじめたり、異常に泣き続けたり...)結構みんなの心配度も増して来てた時のこの素晴らしいアダプション!ほんとによかった~♪

シェルターで犬の行方を見ていると、つくづく「犬生」というのか「運命」というのかそんなものを痛いほど教えられます。ぎょえ~~~~ど~~~~んと突き落とされるような結果に終わるものもあれば、うひ~~~~~~~♪と嬉し涙と鳥肌たちまくるくらいの素晴らしい結果になったり...。それは人間の人生も良く似たものなんだけど、ひとつだけ違うのは...このわんこたちの「犬生」は全部100%わたしたち人間の手にかかってることだと思います...。わんこを幸せにするのも、不幸にするのも全部わたしたち次第。頑張らないとですね。

頑張りますよ!


2 件のコメント:

  1. この2匹めちゃかわいい。
    ほんとよかったね~~。
    こんないい話ばっかりじゃないとは思っても
    嬉しくなります。

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  2. ちょっとレオンに似てるでしょ。

    ちょっと前にも2匹で捨てられた一匹だけ
    もらわれたけど、次の日に戻ってきて、
    やっぱりあの子も引き取りたい!ってのが
    ありました。

    2匹はお金もそれだけかかるし、時間も
    エネルギーもその他色々で1+1=2では
    ないけれど、その代わり喜びは百倍と思う。
    特に一緒にシェルターにきて仲良く暮らしてた
    わんこを一緒にアダプトする時。

    この子たちはこのカップルと一生幸せに
    暮らしてほしいです~♪

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