2011年4月27日水曜日

This Is It (2009)


遅い!今頃観てるわたし...。なんどもトライしたんですよ。でも巡り合わせが悪く今になった...。MJが死んでもうすぐ2年になると言うのに...(時の経つのは早すぎる!去年の夏だと思ってた。一昨年だったのですね...。追悼にずっとMTVとVHSを観ていたのが昨日のことのよう...)

Anyway...

「青春」、その一言。

そして同じようにこう思った人が世界中に万人といることでしょう。一気に80年代に戻らせていただきました。どの曲聴いても思い出す~♪MTVの走りだったからね~。Music Videoの先駆者ですからね~。『Thriller』を初めて観た時のこと今でも忘れません。今時の子たちからしたら「けっ?」と思うのかもだけど、いやいやほんとにほんとにすごかったんですから。

どの曲がわたしのFavoriteでしょうか...。観ながら考えてました。難しい。でも、『Man in the mirror』やっぱりいいですよね。あのビデオも出た時「ひょえ~」だったし。

後、Jackson 5時代だけど、『I'll be there』も好きです♪

MJに関しては色々意見やらあるでしょう。確かに「怖い」。彼はメディアとショービズで「イカレタ」人になっちゃった...いわゆる「被害者」でしょう。もちろんそれをも打ち勝って、一己の人間としてSaneに生きるべきなのでしょうが、幼少期からのあのFameと、そして利用されまくってきた人生。おかしくなって当然???

しかし、久しぶりにMJを2時間たっぷりみて、その天才ぶりに感動し、もし彼がもうちょっとまともなままで、今も生きていてくれたらなぁ...。世界に貢献できたことはまだまだ一杯あったんじゃないかな?と思ったのでした。




2011年4月24日日曜日

Oogy / by Larry Levin


読もう、読もうと思いつつなかなかチャンスがなくって今の今になってしまいしたが、完読しました(一気に読めます。)絶対お薦め!犬好きならもちろん、Animal Abuse撲滅に一生懸命になっているならもちろん、でも、犬好きじゃなくても、動物愛護活動に一生懸命じゃなくても、この本是非読んでほしいです。読んだらシンプルに感銘すると思います。

というのも、この本って「それだけ」じゃ全然ないんです。この本の一番のテーマは「家族愛」。

著者はOogyを引き取った家族のお父さんなのですが、この本が初めての著作らしいですが、すごく上手い!本の端々からこのお父さんの家族愛、父親業たるもの(双子の男の子とOogyの)がひしひしと伝わってくるし、Parenthood、またはDogowner-hoodの真髄を勉強させてくれます。

個人的には、Oogyとお父さんの関係は、わたしとジュリエットの関係と重なるところがあるので、余計に共感するところがあり、「わかる~~」という部分が一杯でした。だからとても嬉しくなりました。でも、Oogyはピットブルじゃないんですよ!Dogo Argentino。でも、世間が「知ってる」ピットブルってこんな感じだからってみんなピットブルと思ってる...。こういうことが問題を大きくする始まりなんですよね。著者も本中にそれを何度も話しています。

この家族全員、Oprah Showに出たんですよ。OogyはTVでおおはしゃぎしてました。


本の中で「これぞ!」という箇所があったので書き留めておきます~。「これぞペットオーナーということ!」と言う一説です。

"It has always been my belief that a pet owner has a special responsibility to do everything that can be done to make the pet's life as fulfilling and peaceful as possible.  That responsibility is yours the moment you make the choice to take an animal into your life.  Indeed, just as with children, once the choice to assume responsibility for another life has been made, it can be carried out only one way if it is to have any chance of producing maximum results: all the way. "above and beyond.""

Above and Beyond

まさしく!



2011年4月20日水曜日

隠れファン

去年の5月に縁があって関われることになったブロードウェーミュージカル『Allegiance』。その主演男優Telly君が、昨日わたしが毎朝欠かさず観ているTODAY SHOWに出演!観た後に「かっこよかったよ!」とぬけぬけとメールを出してみたら、なんと有名人(ですよね!)から一時間以内にメールが返ってきたぞ!うふふふふ♪ 「So nice to hear from you, Maho!」だってさ。

ちなみに、去年のAllegiance Screening PartyでTellyくんと一緒に撮った写真

今一番人気番組の“GLEE”に出演中。これからもっともっと有名になってください~。がんばれ!

Tellyくんが出た「TODAY SHOW」のビデオ:The Warblers from Glee

老犬との生活:番外編③

最近多くの方がYahooやGoogleの検索で「老犬」「おむつ」「介護」「留守中」などのキーワードを入れてこのサイトに辿り着いてくださってるようなので、こちらの状況を出来るだけ発信して情報交換になればいいかなと思ってます。そういうわたしも検索でジュリエットとの「老犬看護生活」の勉強一杯しているので。

今日は食事編。

昨日からジュリエットの食事を一日3回にしてみました。これからは出来るだけ少量を数回に分けてあげることにしようと思ってます。色々勉強していて、“食欲旺盛で量も変わらずしっかり食べるのに体重が増えない際は...”というのにぶち当たり、うちの場合は体重激減だったので色々工夫してみようと。

食事の内容ですが、もうかれこれ6-7年になりますが、ジュリエットにはホームメードフードを食べさせています。玄米と数種類の豆を一緒に炊いて、肉類としては大体がチキンをゆでたものを使いますが、最近牛肉を欲しがるのでひき肉にする時も多いです。それに、野菜(ベビーキャロット、ストリング・ビーンズ、ジャガイモ、南米のお芋Yucca、ブロッコリー、カリフラワーなどから選んで)をスティームして、これを全部混ぜ込んで食べさせています。

先週参加したヘルシーセミナーで学びましたが、「玄米がいい!」というのは確かでも、消化に時間がかかるのも確かなので、老人に玄米が断然いい!とは言えかねるという話も聞き、それは老犬も同じだろうと...。これからは白米にしてみようかと考え中です。

そして、また一つ学んだのが、老犬ゆえに消化酵素の分泌などが低下しているため、食べ物の栄養素をきちんと摂取できないで出てしまってる場合が多いので(ジュリエットの場合はきっとこれでしょう)ピュレー状態であげるのも手ということで、これから作った食事をブレンダーにかけてピュレーにしてみることにしました。早速きれいに平らげてました!

これでしばらく様子を見て、少しでも体重が戻ってくれたらいいですね~~~。

補給サプリなんかもあげてもいいのかもだけど、しばらくこれで様子をみてみることにします。

それもこれも今わたしがホームオフィスで家に居る時間が長いお陰だ~と感謝。もし毎日通勤で一日のほとんどの時間家を空けているとしたら、この「老犬介護生活」大変なことになっていたと思います。老犬ジュリエットもこの状況を精神的にきっとほ~~~~と喜んでくれてると思います♪

2011年4月19日火曜日

50時間だけ...

去年の10月に初めてトライした“マスターズクレンズ”というレモネード断食をまたやってみました。でも今回は50時間でストップしちゃいました。意気地なしですか?レモンをそんなにたくさん買えなかったので、レモンが続く限りと思って始めて、実はまだレモンは少し残ってるのですが、50時間でストップかけて野菜スープを作って食べてしまいました~。ははは。

でも、50時間でも絶対にやらないよりいい(に決まってるか)と思います!!!

24時間以内に肌とか手がすべすべしてくるのがわかるのです。ということは解毒されてるってことのサインのはず。身体がすっきりするのがわかるし、胃腸を休ませて、リセット!には絶対に50時間でも効果は大と信じています~。

はじめる前の一週間はやっぱりライトにライトにと食事に気をつけてるし、明日からもジュースとスープを中心に、すぐには「普段」の食事には戻らないので、そう考えると10日以上のプロジェクト!

今回は前回の経験があるので不安さがないだけ楽でした。だからこれからは2-3日の断食をちょくちょくやればいいのかな?と考えています。

ただ、やっぱり眠~くなるのがやばいですね。一日目はいいのです。結構普通状態。いつも二日目になると超眠~くなってしまいます。

2011年4月18日月曜日

『ドギーパラダイス!』第14回♪




US FrontLineの連載記事『ドギーパラダイス!』

第14回: 緊急時に備えて

出ています。
(上記US FrontLine部分をクリックするとオンライン版に行けます)

21ページに記事あります。

*今回からしばらく連載で、ピットブルについてを書く予定でしたが、
大震災の件もあり、急遽予定を変更し犬の飼い主として緊急時に備えて
何をしておくべきかを、簡単にですがまとめてみました。

紙面に限りがあり十分な情報ではありませんが、
ネットなどでたくさんリストなどが掲載されていますので、
お調べになり自分たちに必要なものをご準備ください。

「備え有れば患いなし!」


また貴重なご意見・ご感想宜しくお願いします!

ちなみに、英語版はこちらから

けっぱれ岩手!

被災地に仕事で滞在中の弟から写真が数枚送られてきました。

やっと営業再開を果たした岩手のローソン

「がんばろう、東北」の横断幕が!
弟によると岩手に派遣されている自衛隊の車にもヘルメットにも
「けっぱれ岩手」というステッカーが必ず貼られてるそうです。
団結力ですね。うれしい。



一ヶ月以上経ってもそのままの崩壊した家屋


流されたランドセル

アルバムやかばんなど持ち主が探しに来る可能性のあるものは
瓦礫撤退作業中でも、道端に置いてくれているらしい。
持ち主が現れるのを待ってるのです。



陸前高田市気仙町から見た陸前高田市俯瞰

“画面ほぼ中央の海岸線付近には、震災前まで『高田の松原』と言う松林があった。
約300年前に、田んぼへの潮風を防ぐ防風林として植えられ、
国立公園にも指定される観光地になっていたが、津波で跡形もなく流された。

唯一ポツンと残ったこの松は、『奇跡の松』と呼ばれて、
復興へのシンボルにしようとの動きもある。

市内は、前回来た時より瓦礫撤去が進んで、通れる道も増えて来たが、
復興と言う言葉を使うにはとてつもない時間が必要だ。” (弟談)




それでも桜は咲く

地元の人に「水深5mのサクラ」と呼ばれてる桜の木



避難所のわんちゃん

喜んでますね~♪





2011年4月16日土曜日

きっかけ

『復興の狼煙』

もしまだこのサイトをご存知でなかったら一度是非覗いてみてください。シンプルなんだけど、「全て」を表してくれている気がして胸にが~んときました(復興の...をクリックしてください。サイトに飛びます。)

「世の中で起ることすべてには意味があって起る」という文句は誰もが何度も何度も耳にし、こころに留めていることと思います。それが大変辛く、厳しい時もあります。でも、必ず意味を見つけないと前に進めないからなのかもしれません。

東日本大震災から一ヶ月以上が過ぎました。本当に長く、重く、多くのことが詰まっていた一ヶ月余りです。もし、この大震災の「意味」を問われるとしたら、わたし個人にとっては、「人を見る、人を知る、人の力を再認識する“きっかけ”」になっているかもしれません。また「自分の人生を再び振り返り考える“きっかけ”」になっているのかもしれません。

震災後、わたしは本当に本当にたくさんの人を見ることが出来ました。ものすごい!と思う人に一杯出会うことが出来ました。そしてそのみなさん一人一人の限りない力を感じることができ、それがわたしの大きな励みになり、原動力のようになっています。「人間はなんで...」と思うことにもたくさん出会います。でも、「なんでこんな素晴らしい!」という場面に遭遇できることも一杯で、だから、やっぱり希望は絶対に捨てられないよねって。

9・11でも色々学びました。あれを“きっかけ”に、生きてる限りは自分が一番力を発揮できるところで頑張るしなかいでしょと思い、Doggie Projectという形にしました。

この大震災はHumanity、人間の力を再び見つめる“きっかけ”になっているのかもしれません。


2011年4月15日金曜日

おむつ事情②

落ち着きました(笑)これに決まり!色々(でもないか...)試しましたが、これで行くことにしました。
じゃじゃじゃじゃ~ん!

Pampers Easy Ups Size 4


この写真のは60枚入りになってますが、わたしの買ってるのは68枚入り。それと3T-4Tではなく、Size 4というのを買ってます。でも、Doraちゃんの絵柄は同じ。4種類の絵柄があるのかな?ひっぱり出した時にどの絵?とちょっと楽しみにしているママです(苦笑)。お値段は、セールの時に買ってるので、68枚入りボックスが$19.97です。タックスは付かないはず。

これはいわゆるトレーニング・パンツというやつで、お姉ちゃん用ですね。おむつ取れかけてるけど、まだお漏らし・お寝小しちゃうような年頃の...。

ジュリエットはなんと今36パウンドのスキニーなわんちゃんになっちゃったので、このサイズがぴったり!おしりにぴったり!です。履くのも、もう慣れたもので、一つ目の足を入れ終わったら二つ目の足を自分で上げるようになってきました!すごい!お尻尾を入れるのも全く嫌がらなくなったし。

そうそう。この間緊急で行ったアニマル・ホスピタルのロビーで待っている時、みんなジュリエットのおむつ姿を見て(おむつとわたしが編んだセーターがなんか白とピンクで女の子らし~くぴったり♪だったし)きゃ~きゃ~言ってくれたんですね。可愛い~可愛い~って。でも、猫ちゃんを連れて来ていた男の人がぽつりと「ダイパーしてる犬を見たの初めてだ...。超辛い...。」と。だから「大丈夫ですよ~。本人いい気になってるし」と言っておきました。でも、彼の気持ちも良く分かったんですけどね。

Huggiesとは相性が悪く、漏れたこともあったし、長時間経つと中がごわごわ。Pampersの普通のおむつも良かったけど、横のくっつけるところがぴらぴらしてることもあるので、履かせる時にパンツが上手く行くならこちらに越したことはないという結論からこれに決定!

「この頃のおむつのすごいこと!」と思ったエピソードを一つ。

今朝起きたら、ジュリ子のお尻がわたしの顔の前にありました。わたしが起きたのでジュリ子も一緒に目が覚めて、わたしもぐずぐずしていたら、ジュリエットはふ~っとなったようでベッドから降りずにおしっこ...。顔の様子でしてるのがわかりました。どうなるか?と思いましたが全く大丈夫!どこにも漏れてなかったのにはびっくり!すごい吸収力だ!

まだまだ外で行く方が多いですが、家の中でおむつにすることも「普通」になってきたジュリエットです。#2はさすがにおむつではしませんよ~~~。これは朝晩ちゃんと外で行きます。

2011年4月12日火曜日

急募!グラフィック・デザイナー(その他いろいろ)

「犬のこころ」ブログに何?と思われたと思いますが、探しています(笑)

ここでも何度かお話させていただいたと思いますが、実は今、日本再建・復興に向けてのチャリティー・コンサート実現に向けて一生懸命になっています。そしてわたしは偉そうになんとプロジェクト・マネージャーとしてあっちもこっちもの駆け回り役。

まだ仮題ですが、プロジェクト全体の名称をGift of Voice - Power of Music to Help Japan -”にしようと考えています。“Gift of Melody”か“Gift of Harmony”とかもどうかな?と思ってるのですが、Gift of Voiceが一番しっくりくるかと。ご意見お聞かせください。

マンハッタンを拠点とするシンフォニー・オーケストラとオペラ・カンパニーの合同プロジェクトで、他に参加してくださるミュージシャンの方々がいればどんどん輪をひろげて行きたいですし、たった一回だけのコンサートではなく、内容を変えながらシリーズでどんどんお届けできるようにしたいと思っています。そしてなんと云ってもわたしたちの最終目的はやっぱり日本!それも被災地で公演すること!を強く希望しています。

音楽が人に与える力を限りなく信じるわたしは、今回の日本に向けての支援を「音楽と共に」で実現させたいと思ったのです。ラッキーにも強力な助っ人たちが同じように考えてくれていたので、それをまとめて「形」にするしかない!となりました。

音楽は人のこころを和ませます、癒します、そして魂に力と勇気を与えてくれます。音楽はまた人々を一つにします。そんな音楽の持つ力を使って日本を支援したい...。それがこのプロジェクトの目的です。

長い長い目でこのプロジェクトを続けていきたい、このプロジェクトで日本に金銭的な援助と精神的な支えを提供することができれば...本望ですね。

さてさて、第一回のコンサートは5月のメモリアル・デー・ウィークエンドの一週前あたりか、メモリアル・デー後一週間のあたりを予定しています。まずはマンハッタン内で。現在、教会やコンサートホールと交渉中。会場探しと日程決定が一番のプライオリティーで、これが決まらんことには前に進まない!大変難しいです。特にわたし自身が音楽から全くかけ離れたところに住む人間ですから...。

その他、超頑張らないといけないのがスポンサー探し。そうなんです。このプロジェクトを長い目で成功させて日本支援に役立てるにはスポンサー様が超必要!!!!大規模なコンサートとシリーズでお届けしていくには、なんと云っても$$$がかかります!もちろん関係者全員が時間もタレントも全てを無償で提供なのですが、会場やら諸々$が要るわけで。スポンサー様に助けていただいて成り立つわけですね。

そこで、本題ですが、

1)まず、プロジェクトのロゴを募集したいと思ってます!グラフィック・デザインが出来る方、宜しくお願いします!このプロジェクトのカッコイイLogoを作ってください!

題は上記にあるように、Gift of Voice - Power of Music to Help Japan - の線が超濃く、テーマとしては音楽が与える力、そしてプロジェクトの意味であるOnenessやSolidarityやHope的なニュアンスが感じられるといいな~と思ってます。

チャリティープロジェクトのため、金銭的なお礼は出来かねますが(あしからず!)Logo製作者としてご紹介させていただくことと、なんと云っても日本支援の一旦と考えていただいて、どうぞお力貸してください~。よろしく!周りにそんな方がいたら興味あるかちょっと聞いてみてください!

2)スポンサーになっていただける方(どれだけの金額でも全くOK!です)どんどんご連絡ください!また良さそうなスポンサー候補がありましたらお知らせください!個人でも団体でもOK!個人の場合は会社からマッチングあれば尚うれし~~~ですね。こちらもスポンサーとして各所にご紹介させていただきます。シンフォニーもオペラカンパニーも両方ともNon Profitなので、寄付は全てTax‐deductible扱い。書類も差し上げます。

3)これからいろいろ助けが必要なので(肉体労働、ご意見、お持ちのタレントやスキル、などなど)一緒に日本支援のためのコンサート実現を手伝ってください~。どこからでも、なんでもWelcomeです!こんなことだったら手伝えるけど...。こんなことやりたい!とかあればどんどんお願いします!頼りにしてま~~す♪

質問等はいつでも、maho@doggieproject.com まで!

老犬との生活:番外編②

実は日曜の朝ジュリエットをEmergencyに連れて行きました。結局は、「大した事なく」無事帰宅してきたのですが、これからこういうことが多くなるのかもしれませんね...。母は心配性ですから(苦笑)

日曜朝、いつも通り。超早起き。そして超ゆっくり散歩に出て、途中で出会ったレスキュー・グレーハウンドのニッキーとニッキーママと立ち話。ニッキーもジュリエットと同じく、13-14歳です。お顔は真っ白。ニッキーママはジュリエットのことが大好きで、いつも絶対に駆け寄って来て撫で撫でしてくれます。ニッキーが新しいピンクのハーネスをしていたので聞くと、先週散歩中に突然呼吸困難になり、道端で倒れてしまったそうです。ニッキーママがおろおろしていると車で通りかかった親切な男の方がニッキーを抱き上げて車に乗せてくれておうちまで乗せて行ってくれたとのこと(わたしたちも同じような経験あり!ジュリエットが野良犬2匹に襲われた時、通りかかった親切な男の方が「乗りなさい」と車に乗せて家まで送ってくれました。ほんとに親切な人っているんですよ!感激です。)ニッキーとニッキーママはすぐEmergencyにかけこみ、即喉の手術。でも、すっかり良くなって元気に散歩していました。ただ、これからはもう首に絶対負担をかけられない...と。そんな話をしていた同じ朝に私たちもEmergencyに駆け込むことになるとは...。

散歩の後、いつも通りに朝ご飯を美味しそうに平らげて、そう、ジュリエットはずっと食欲旺盛のままで便通も快調!これが結構わたしの「安心の材料」になってるんですが...。

で、ご飯の後、いつもならおやつを少し...なのに何か様子が変。床中にしずくの跡が一杯。「あれ?もしかしておしっこが漏れてるの?」それは初めてだったので、「いよいよ漏れ始めたか...」と嫌な予感。で、急いでオムツをつけました。

でも、また床には何かの水気の跡が一杯落ちています。で、ジュリエットの顔を見ると口の両端から一杯よだれがポトポトポト...。たまにはだら~~~~んと長いのも出てます。泡ではなく、本当にクリアーなよだれが一杯落ちてきます。

「な、な、なんだ?」と思ってるうちに、ジュリエットも具合が良くないようでひょろ~と床に寝転びました。急いで歯茎をチェックしたらピンク。とりあえずほ~~~。身体も異常には熱くも冷たくもない。でも、このよだれが止まりません。

やっぱり超心配。度胸座りに座っているこのわたしがおろおろし始めました...。これは診てもらうに越した事はない!とEmergencyに行くことにしました。日曜の朝だったので、ちょっと遠方のOradell Animal Hospitalまで。ここはうちのシェルターとも大変密な関係のある病院で、完璧に整備されすばらしい!という施設は巷でとっても評判が高いのですが、誰もが知るように治療費も「高い!」しかしそんなことは言ってられませんね。

スタッフの方も獣医さんも本当にあたたかく迎えてくださって、親切丁寧、プロフェッショナル!という感じ。

待合室で待ってる時も引き続きよだれがポトポト。

診察前に体重を計ってびっくり!!!!!36パウンド!!!!うそでしょ?????体重計が壊れているに違いないと3度計りました。はい、36パウンドでした。ジュリエットの理想体重が50パウンドで、ずっと維持させていましたが、老年になり筋肉がなくなり、去年43パウンドまで落ちたのは知っていましたが、36パウンド!!!!どうりでひょいっと担ぐのが苦でなくなったわけです。

ドクターの丁寧な診察を受けましたが、脈もしっかり正常。熱も平熱。歯茎も健康色。食欲がいつも通りで、便通も良く...。ドクターが結構な力でおなかをぎゅっぎゅと触診してもうんともすんとも動じないジュリエット。ドクターが驚くほどでした。不快感なし。多分、「おばあちゃんの胃のもたれ」だったのかもしれません。点滴と胃のもたれの注射をしてもらい今日のところはこれで大丈夫ではないかとのこと。ただ、ドクターもこの体重激減には懸念を抱いていました。

癌かもしれないし、脳に腫瘍があるのかもしれないし、その原因はわからない。血液検査をすれば腎臓、肝臓などの支障を知ることはできるが癌はわからない。ウルトラサウンドとレントゲンでは癌があればわかると。しかし、癌を発見したところで、さて...。アグレッシブな治療(手術やキモ)などはする気持ちありません。なので、今は痛みや異常を示してないので、少し様子を見て、そして「原因」を知ろうと思えばテストに戻ってきてくださいと話してくださいました。まったく同意できました。

わたしもドクターもわかっていることは、ジュリエットが老犬が良く見せる病気、Cognitive Dysfunctional Syndromeにかかっていることです。Dementiaともいいます。それでも、ジュリエットの場合は、耳は良く聞えてるし、目も良く見えてまったく曇ってないし、臭いもしっかり嗅ぎます(美味しいもの料理し始めたらうるさいので!)。わたしのことも他に知ってる人のこともまだまだ全然忘れてないし、いつもの道、家もちゃんとわかっています。でも、部屋の角でぼ~~~~~としたり、隅にはいりこみたがったり、椅子の下にもぐってもがいたり...変てこ行動は続きます。

大昔に蹴られて?落とされて?何かで折られた右のお尻の骨の古傷も痛みます。熟睡の後は起き上がるのに一苦労。ひょろひょろひょろ...ど~んとへたれこんでしまうことも多々。とぼとぼと~ぼとしか歩かなくなったのに、かと思うと元気な時はソファーにジャンプして、ベッドにジャンプして、アパート中走り回ることもあります。掴まえるのに一苦労くらいに元気に。不思議!でも、あれを見ると嬉しくなりますが...。

まあ、老犬との生活は色々あります。でも、まだまだ始まったばかり、これからもずっとずっと続かせたい!と思ってます。ギネスに載せなきゃですから(笑)

2011年4月11日月曜日

春、いや、夏が来た?

今日は春を通り越して一気に夏日になりました。85度(摂氏で30度くらい?)以上になったと思うのでもちろん半袖!でも、この夏日も今日一日の命...。明日からは平年並みらしいです。でも、もう極寒はないですよ~。雪もないですよ~。ほ~~~~。

近所のJapanese Magnoliaの木。毎年開花を超楽しみ♪にしています。今年は2週間ほど遅かったですね。でも、今日の夏日で一気に開花!いえい!




2011年4月8日金曜日

Shortyの嘆き...

アニマル・レスキュー、ピットブル・レスキュー、ドッグ・トレーニング界で「わたしのヒーロー」的存在になる人はたっくさんいますが、その中のひとり、Shorty Rossi。


説明なしに大好きで、大共感し、応援し続けている人物。彼の番組『Pit Boss』はAnimal Planetでやっていますので、まだ観たことなかったら是非是非観てください。この世界に居ない人でも、ピットブルファンでなくても十分楽しんで観れて、勉強になるはず!保証します!(このピット君はShortyのSide Kick、Hercules。わたしの一番タイプのピット君!)

そのPit Bossのシーズン2が先々週かに終わったのですが、そのフィナレでShortyが、毎日毎日どんなに時間とお金と情熱を費やしてピットブルのために頑張っても全然変わらない現実をつきつけられ、ほとほと疲れ果て、怒りが爆発、悲しみに打ちひしがれ、カメラの前で号泣するのです。そして、番組収録という仕事遂行も出来ないくらいの精神状態になってしまい、撮影チームに出て行ってくれと...。ピットブルで溢れるシェルター。ピットブルを悪用する人間は全く減らない。どんなに自分が頑張っても何の意味もないんじゃないか...と疑問の泥沼に入り込み、もがき苦しむのです...。

すんごく気持ちわかりました...。

月曜のトレーニングをさぼったので、昨夜シェルターに行ったのは5日ぶり。「あ~~~~~~~また新しいピットたちが一杯だ...。う~~~~~~」。昨日は色々Housekeeping的な仕事をし、最後にKennelのInventoryをしました。

75%がピットブルかピットミックスです。

これが全米の都心にあるシェルターの現状でしょう。

Toy Breedsたちもどんどんやってくるのです。でも彼らは大抵すぐに出て行きます。

残るのはいつもピットブル...。

昨日はなんだかとってもShortyになってしまいました...。

でも、昨夜はシェルターに可愛いVisitorsが来て、隣町のガールスカウトとそのお母さん達がシェルターの動物のために集めた毛布やおもちゃやおやつなどを持ってきてくれたついでに、シェルターのツアーに参加。スタッフの説明を受けながら全館ゆっくり歩いて観て廻ってました。わたしはちょうど4ヶ月のピットのパピーのアダプションをしていた後だったので、そのパピーと玄関に立ってみんなを送り出したら、ガールスカウトの子供たちは大喜び!パピーを撫でて、「Nice to meet you!」「See you soon!」と言ってにこにこシェルターを後にしました。

Shortyになっていたわたしだけど、あの中の一人でも二人でもがこの体験をずっと覚えてくれていて、大きくなってレスキューに参加してくれるかもしれない!もしかしたらアダプションに戻ってきてくれるかもしれない!

そう、希望を持ち続けることですよね。

泣きます。怒ります。落ち込みます。でもそれがあるから次につながるのかも。

2011年4月6日水曜日

入ったぁ~♪

月曜のお昼過ぎに急にテキストで「今夜ドレスアップして出てこれるか?」と。「え?」カーネギーホールでのBroadway関係のAnnual Fundraising GalaコンサートとDinner Partyに急にラッキーご招待の恩恵を受けられるらしく、フォーマルで出席しないといけないらしい。あのピンクのドレスで来るようにと...。「げっ?そんなフォーマル???」

もう1時半過ぎてますけど...。

本当はシェルターのトレーニング・クラス・ナイトなのにどたきゃんして(悪い~)なんとか時間やりくりして行けるようにしてみよう!こんなチャンスもなかなかないからね~。でも、髪もメイクも自分でやるっきゃない。最悪。まぁいいかと思い「行きます!」と返事をしてから、「あっちょっと待てよ。あのピンクのドレスを最後に着たのは去年の10月じゃん!あの2週間前くらいに断食してたじゃん!だから入ったんじゃん!今は無理に決まってるじゃん...」

ちなみに... http://projectjuliette.blogspot.com/2010/10/blog-post_31.html

やばい...。返事をした時はそんなこと考えもしてなかったですね。

で、恐る恐る着てみる。「ぎゃ!入った~~~~。ほ~~~~~~。」

あれから暴飲暴食。極寒の冬を乗り越えるためにかなり甘いものも油物も食べてましたからね~。でも入った~~~~。不思議だ...。

ということで、ヘアとメイクは適当。

そのパーティーというのが、来春に向けてめざせ!ブロードウェイのミュージカル『Allegiance』のプロデューサーの一人が15年も情熱で続けているBroadwayショーのフェスティバル・イベント団体のGalaで、彼はなんとグループのChairmanでした。なるほど。

最初はカーネギーホールのリサイタルルーム(ここは初めて!小規模だけどかっちょいい!)でBroadway音楽のオンパレード(でもわたしはBroadway音痴なので???上手な歌を聴いて満足してるだけですね。)

コンサートは1時間ちょっとだったかな。それが終わったら全員移動で次の会場へ。21Clubでした。初めて。そこの2階のBanquet Hallでディナーパーティーです。食べるのちょっと怖かったけど(ドレスぶちっ!に)リゾトもフィレミニョンもデザートも食べた!ワインもがぶ飲み!ただと思うと怖いね~~~。

なんかいらっしゃってるゲストのみなさんはUpper East Sideのミュージカル好きな超お金持ちの方ばかりなんだと思いました。だってこの方たちみなさん寄付主ですから。世界が違います!でも、うちのテーブルは気さくで楽しいひとばっかりだったので、飲んで、食べて、喋って、笑って、楽しかったです♪そのChairmanもわたしの横に座ってくれたし。いえい!

またとってもいいお友達(と思ってるのはわたしだけ?)が出来ましたね。サンディエゴからいらっしゃっていたウェンディー。例の『Allegiance』の一番新しいプロデューサーだけど、一番やり手っぽい女性です。とっても気さくで楽しい人でした。「あなたは何してるの?」と聞かれ、「犬の専門家のたまごです」というと犬談義、写真の見せ合いになり、彼女は3歳のBichonを飼ってるのだけど、なんと名前がトモダチのトモらしい。でも誰も意味わかってくれないらしく、「トモダチっていい名前つけましたね~」って言ったら彼女はとっても嬉しそうでした。

とてもとてもわたしの居るような場ではなかったかも...ですが、ラッキーな恩恵は何でも受けることにしているわたし。そして、最近こういうの怖気づかなくなってきたわたしです。はっはっは。



2011年4月5日火曜日

『ドギーパラダイス!』第13回♪




US FrontLineの連載記事『ドギーパラダイス!』

第13回: 安楽死②

出ています。
(上記US FrontLine部分をクリックするとオンライン版に行けます)

21ページに記事あります。

*安楽死の後半記事です。
この記事から何かを受け取っていただき
一人一人が解決のために出来ることを考えて
いただければ幸いです。

またご意見・ご感想宜しくお願いします!

ちなみに、英語版はこちらから

2011年4月4日月曜日

天井!


だいたいにして、もうこの「天井」という言葉を使ってなくってどれくらいになるか????

これはニューヨーク市の図書館の天井です。Bryant Park内にあります。大好きな場所です。

昨日、22年来の友達くんから、一週間遅れでお誕生日ディナーにご招待!という嬉しいお誘いがあり、ちょうどこの辺りに用事があったので「図書館待ちきり」しました。

「あ、ここはチャリティーコンサートの会場の候補(夢の)一つに入ってたぞ!」ということで中に入って偵察プラス資料をもらいに行って見ることに。久しぶりの入館でした。

「お!素晴らしい天井だ!」とばかりに写真を一枚。

ここなんかでコンサートできたらいいですよね~~~♪ (CarrieとMr. Bが一度目にウエディングをトライしたところだしね!へへへ)野外ならBryant Parkでやりたい!

夢は大きくです♪

みなさ~~~~ん、コンサート実現に力貸してくだしゃいね~~~。世界のどこからでもお願いします!「何か出来るかも!」という際は連絡ください!

maho@doggieproject.com (コンサート実行委員長メルアド。ははは)


2011年4月1日金曜日

ブーメラン?それともフリスビー?

心理学用語で、Boomerang Effectという言葉があるということを自分で使ってから知りました。心理学上では、どちらかと言うとネガティブな時に良く使われているようですが、わたしは勝手に「すごくいいことが戻ってくることの現象」に使っていました。ま、同じか。どちらにしても投げたものが戻ってくるっていう意味では...。

わたしはこのブーメラン・エフェクトをすごく信じています。

自分が気持ちを込めて投げたものは必ず自分のもとに戻ってくる。その時は自分の込めた気持ちの数倍になって戻って来てくれる...と。

最近、本当にブーメラン・エフェクトの大恩恵を受けているわたしです。

今日、お昼にマンハッタンで日本人指揮者のT氏と初顔合わせをしてきました。そう。日本再建・復興のためにチャリティー・コンサートを実現させたいがためにです。これもブーメラン・エフェクトの恩恵でお会いすることができたわけなんですよね。感激。

「音楽は人を癒し助ける」ということを心の底から信じるわたしは、今回の日本復興支援をチャリティー・コンサートという形で是非実現させたい!と思い、とにかく声を出してみました。そうして声を出しておくと、覚えてくださってる方は覚えてくださるんですよね。そして、「あ!」と連絡をくださる。そんなこんなでT氏をご紹介いただきました。

オペラとシンフォニーのコラボ!これを実現させたい!!!と思っているわけなんですよ。自分は何も全く出来ないのにね...。笑える...。

今日の会合、わたしとしては超上手くいったのでは!?と思っています。マエストロは本当に気さくでいい方でした。わたしたちのために長時間お時間割いてくださって(なのにお~いお茶1本しか出せなかった...。最悪...)感謝極まりないです。コンサートの話はぽんぽんと進みました。一杯アイデアが出ました。これからの任務も一杯ですが。ほんと、どんどん上手く進んでいけばいいな~~~って♪

で、ブーメラン・エフェクトは果てしなく続き...先週末、お友達のYUKARIさんが日本支援チャリティーヨガを実施。何がなんでもお手伝いしたい!と思い、会場受付や片付けなど色々出来ることはお手伝いして、ヨガも受けさせてもらい、そして、その際にみなさんにチャリティー・コンサートの件を相談したのです。まだまだ全然形にもなっていないので、お力拝借!とばかりに。

するとやっぱり戻ってきます。その時にお話させていただいた方から早速メールがきて、すごいアイデアを運んできてくださったのです。実現するかしないかは別として、こういうことをし続けていることが大切なのではないか!と思う今日この頃。

コンサート実現、動き出しました。(だからもう戻れないよ!)

頑張りますよ。楽しみにしていてください♪

これからきっと周りのみなさんには超お世話になりまくることでしょう。だって周りのみなさんの力なしでは何も出来ないわ・た・し。どうぞお力かしてください。知恵もかしてください。よろしく!