2011年4月8日金曜日

Shortyの嘆き...

アニマル・レスキュー、ピットブル・レスキュー、ドッグ・トレーニング界で「わたしのヒーロー」的存在になる人はたっくさんいますが、その中のひとり、Shorty Rossi。


説明なしに大好きで、大共感し、応援し続けている人物。彼の番組『Pit Boss』はAnimal Planetでやっていますので、まだ観たことなかったら是非是非観てください。この世界に居ない人でも、ピットブルファンでなくても十分楽しんで観れて、勉強になるはず!保証します!(このピット君はShortyのSide Kick、Hercules。わたしの一番タイプのピット君!)

そのPit Bossのシーズン2が先々週かに終わったのですが、そのフィナレでShortyが、毎日毎日どんなに時間とお金と情熱を費やしてピットブルのために頑張っても全然変わらない現実をつきつけられ、ほとほと疲れ果て、怒りが爆発、悲しみに打ちひしがれ、カメラの前で号泣するのです。そして、番組収録という仕事遂行も出来ないくらいの精神状態になってしまい、撮影チームに出て行ってくれと...。ピットブルで溢れるシェルター。ピットブルを悪用する人間は全く減らない。どんなに自分が頑張っても何の意味もないんじゃないか...と疑問の泥沼に入り込み、もがき苦しむのです...。

すんごく気持ちわかりました...。

月曜のトレーニングをさぼったので、昨夜シェルターに行ったのは5日ぶり。「あ~~~~~~~また新しいピットたちが一杯だ...。う~~~~~~」。昨日は色々Housekeeping的な仕事をし、最後にKennelのInventoryをしました。

75%がピットブルかピットミックスです。

これが全米の都心にあるシェルターの現状でしょう。

Toy Breedsたちもどんどんやってくるのです。でも彼らは大抵すぐに出て行きます。

残るのはいつもピットブル...。

昨日はなんだかとってもShortyになってしまいました...。

でも、昨夜はシェルターに可愛いVisitorsが来て、隣町のガールスカウトとそのお母さん達がシェルターの動物のために集めた毛布やおもちゃやおやつなどを持ってきてくれたついでに、シェルターのツアーに参加。スタッフの説明を受けながら全館ゆっくり歩いて観て廻ってました。わたしはちょうど4ヶ月のピットのパピーのアダプションをしていた後だったので、そのパピーと玄関に立ってみんなを送り出したら、ガールスカウトの子供たちは大喜び!パピーを撫でて、「Nice to meet you!」「See you soon!」と言ってにこにこシェルターを後にしました。

Shortyになっていたわたしだけど、あの中の一人でも二人でもがこの体験をずっと覚えてくれていて、大きくなってレスキューに参加してくれるかもしれない!もしかしたらアダプションに戻ってきてくれるかもしれない!

そう、希望を持ち続けることですよね。

泣きます。怒ります。落ち込みます。でもそれがあるから次につながるのかも。

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