2011年12月1日木曜日

連載コラム 『犬を知る!』第8回




ご好評いただいていますBig Tree for Animalsとのコラボ企画の連載記事。今回は「ライフスタイルにあった犬種を選ぶ大切さ」というテーマに挑んでみました。

愛犬選びは結婚相手選びのようなものです。それほどこれからの人生を左右します。冗談抜きですよ。これからの長い年月を共に過ごしていくパートナー・伴侶は、やはり一緒にいて心地良いという関係が大切なのではないでしょうか。

犬は犬種によって特性がかなり変わってきます。それは長い長い年月をかけて人間が自分たちの生活に役立つ犬種を改良してきたからです。改良されて出来た犬種は、その特性を多いに発揮して活躍し仕事をしようとします。例えば、セント・ハウンドと呼ばれるビーグルやブロッド・ハウンドなどは臭覚が大変優れていて、なんでも臭いだします。そして臭いをかいでものを探し当てることに喜びを感じます。

犬種によっては、強靭な体力を兼ね備えているために毎日たくさんの運動量が必要な犬もいますし、また常に頭の刺激を求める犬種もあります。そんな犬種がのんびり屋さんの飼い主のもとにやってくると…。お互いに合わないライフスタイルのために窮屈な毎日になる可能性が大です。

またべたべたが好きな飼い主さんのもとに独立心の大きい「おとなしい」犬がきたら、飼い主さんはちょっとがっかり…犬は戸惑い…と言う可能性もありますよね。基本的にアジア原産の犬に多い傾向です。シェルターでも柴犬ミックスやJindo犬(韓国産)の特色を知らないでアダプトして「全然懐かない…」と戻してくる家族もありました。

しっかり考えないで衝動的に「一緒になった」ために「離婚」につながるのはお互いに辛いですよね。事前の客観的な勉強と準備はとても大事です。

そのためにこの記事が少しでも参考になれば…という思いで取り組みました。

是非読んでみてください!



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