2011年12月28日水曜日

一週間!

昨日で一週間無事経過!がんばったぞ!ってちょっと大袈裟ですが、マンハッタンのシェルターでのパートタイムの仕事が始まってから昨日で一週間経ちました。色んな意味で「話題のシェルター」なので、結構周りに心配されていたり、自分の中でも多少の不安はありましたが、二日目の夜に電車でしくしく泣いて帰った後は毎日元気で通勤しています(笑)今週はうちのチームリーダーがバケーションでお休みなので、わたしと相棒のルイス君は月から金まで毎日出勤です。通勤するのも数年ぶり。なんか新鮮で大変な毎日です。うちからの電車はどんな時間でも本当に混んでいるので日本の通勤電車ののり。こんな経験はまじで日本ぶり???疲れるけど、なんか変に心身しゃきっとする部分もあって生活にめりはりが出来た!なんて言ってるのも今だけかもですが。

今回始めた仕事は、Canine Behavior Assessorというポジションで、シェルターに入ってくる犬たちのAdopt-abilityを色んな角度からテストする仕事です。今までは2人で全部こなしていたらしいですが、今回内部から昇格した人とその人の相棒のポジションが増やされて、この部署が4人になりました。その新入りがわたしというわけです。前のシェルターでもこの仕事を数年やらせてもらっていたので、それを認めてもらっての雇用だったのだと思います。前のシェルターでは女ばかりでやっていた仕事、今度のシェルターでは紅一点です(やったね!って?)。たまにASPCAの男性も参加してくれるのですが、あちらも断然女の世界らしいです。ということはうちのシェルターが珍しいんでしょうね。「あのシェルターならね…」とわからないでもないです(苦笑)。他のセクションで働いている人も断然男の方が多く、いや、East Harlemで、あのシェルターなら若いちょっと怖い?お兄ちゃんじゃないと無理かも?そんな中での仕事が始まりました。

チームのみんなはまじで超いいお兄ちゃんたちばかり。新入りのわたしに至れり尽くせりしてくれるし、楽しく和気藹々仕事しています。ラッキーですね。

さて、肝心の仕事そのものですが、冒頭でも触れましたが二日目の夜は泣いて帰りました…。あの夜は犬がどんどん運ばれてきて、廊下に臨時でクレートを一杯設置。どこを歩いても犬、犬、犬。それに多くの犬たちのコンディションも「ああああ…」と言いたくなるような感じで。また、あの日は早朝から3時間の全スタッフミーティングがあったりと長い一日でもあったのと重なり、ど~~~~んと来てしまい、帰りの電車でぽろぽろ涙しました。世界で一番大好きなものが目の前で大変な思いをしているのを見るほど辛いものはないですね。あの夜の涙はその涙だったのだと思います。でも、わたしが少しでも動いたことで「何か」が変わるならやれることはやりたいと。だから涙しても頑張るのみですね。その次の夜は暖かい夜だったし仕事の終わりにわんこを数匹外に出してマンハッタンの夜道を一緒に散歩しました。そんなささやかなことでもわんこの助けになっているなら本望。

これからもものすごいローラーコースターのような毎日でしょう。でも、出来ればここで、何ヶ月、何年をマークしたって公表できるように頑張りたいですね。頑張ります。

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